マウスポインターを見失わないようにハイライト表示したり、左クリック/右クリックを色分けで表示してくれるので、プレゼンテーションやWeb会議で活躍してくれるでしょう。
さらにパワーアップ
PowerToys ver. 0.55.0で、ポインタの十字線表示機能が追加されました。
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この記事の目次
マウスの検索
正直いって名称だけではどんな機能なのかわかりづらいと思うんですが、もっといい訳語はなかったんでしょうか?
英語表記の”Find My Mouse”のほうが機能をイメージしやすいと思います。
それはともかく、この機能を使うとマウスポインタの周辺だけが本来の明るさで、それ以外は暗くなるので、ポインタ位置が判りやすくなります。
【Ctrl】連打でハイライト
「マウスの検索」を有効にするには、キーボードの【Ctrl】キーを連続タイプします。
ポインタを動かしている間はハイライト表示が継続しますが、移動を停止して少し経つとハイライトを終了します。
また、マウスのボタンをクリックするか、キーボードでいずれかのキーをタイプして終了させることもできます。
「マウスの検索」のオプション
「マウスの検索」をオン/オフ切り替えするほかに、次のようなオプションがあります。
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Do not activate when Game Mode is on
ゲームモード実行中に機能を無効化します。 -
Overlay opacity
ハイライト部以外の明るさを調整します。デフォルトは50で、値を大きくするほど暗くなります。 -
Background Color
ハイライト部以外の色を指定するようですが、Fukuzumiの環境ではうまく動作していないようで色のセットができません。デフォルトは黒です。 -
Spotlight Color
ハイライト部の色を指定します。こちらは問題なくセットできています。デフォルトは白です。 -
Spotlight radius
ハイライト部の大きさを指定します。デフォルトは100。 -
Spotlight initial zoom
ハイライト表示になるときのアニメーションで、最初の円の大きさを指定します。値が大きいほど初期の円が大きくなります。デフォルトは9。 -
Animation Duration
ハイライト開始/終了時のアニメーション継続時間を指定します。デフォルトは500。
マウス蛍光ペン(Mouse Highligter)
こちらは、マウスの左右ボタンをクリックまたはプレスしたときにポインタ周辺をハイライト表示する機能です。
Mouse Highliterの日本語訳は「マウス蛍光ペン」になりました。
左ボタンと右ボタンで異なる色になるのでどちらを操作しているのかわかりやすくなります。
マウスボタンをプレスしている間はハイライト表示が続くので、ドラッグ操作でもだいじょうぶです。
モード切り替え
マウス蛍光ペン(マウスハイライター)を使うにはモードの切り替えが必要です。
【Win】キーと【Shift】キーを押しながら【H】キーを押すことで、モードのオン/オフを切り替えます。
このショートカットはカスタマイズ可能です。
マウス蛍光ペンのオプション
マウス蛍光ペンには以下のようなオプションがあります。
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Activation shortcut
モード切り替えのキーボードショートカットをカスタマイズします。 -
Left button highlight color
左ボタンクリック時のハイライト色。デフォルトは黄色。 -
Right button hlight color
右ボタンクリック時のハイライト色。デフォルトは濃いブルー。 -
Opacity
ハイライト部分の透明度。値が小さいほど色が薄くなります。デフォルトは160。 -
Radius
ハイライト部の大きさ(半径)。デフォルトは20。 -
Fade delay
ハイライトが消え始めるまでの時間をミリ秒単位で指定します。デフォルトは500。 -
Fade duration
フェードアニメーションの時間をミリ秒単位で指定します。デフォルトは250。
マウス操作がわかりやすくなる
マウスユーティリティーが登場したことで、プレゼンテーションやオンラインセミナーでどこを操作しているかわからないというイライラはかなり解消されるでしょう。
個人的な感触ですが、ふつうのマウス操作についてはマウス蛍光ペンのほうだけで充分な気がします。
マウスの検索はちょっと周辺が暗くなりすぎる気がするので、”Overlay opacity”を調整したほうが使いやすいかなと感じました。
もし、これでももの足りない、キー操作まで表示したいという方は、PointerFocus
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