ポインタが目立ちやすくなることで、パソコンの操作解説などもわかりやすくなるはずです。ただし、サイズを変更してもスクリーンショットではうまくキャプチャできないようなので注意してください。
この記事の目次
ポインタとカーソルを見やすくする
マウスポインタや入力カーソルの表示を見やすくするには、Windowsパソコンの設定画面で指定を行います。
[スタート]メニューから[設定]を選択すると「Windowsの設定」画面が現れます。
そこから[簡単操作]を開いて「カーソルとポインター」を選択しましょう。
ポインターのサイズを変更する
マウスポインターのサイズを大きくすることで、ポインターがどこを指しているかわかりやすくなります。
[ポインターのサイズを変更する]スライダーを動かして大きさを選んでください。
キャプチャ画像のポインタは大きくならない
ポインターサイズを大きくしても、なぜかスクリーンショットではポインタのサイズが元のままです。スクリーンショット入りのマニュアルなどを作るときは注意してください。
ポインターの色を変更する
マウスポインターの色は次の4つから選べます。
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白抜きの黒縁取り(通常)
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黒一色(塗りつぶし)
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色指定
3.の半透明グレイと黒縁取りは、ポインターの矢印の中が半透明になっていて、その下に重なっているアイコンや文字が透けて見えます。ただし、ポインタのサイズが小さいとわかりにくいのである程度大きなサイズのときに使うといいでしょう。
4.の色指定は7色のパレットから色を選べるほかに、ユーザーが好みの色を選択できます。
カーソルサイズを大きくする
ワープロなどで、文字を入力するポイントを示すI型の縦線がカーソル(挿入ポインタ)です。
カーソルはふだん点滅していますが、線の幅を太くすることでさらに目立つようになります。
ある程度幅を広げてやることで、昔のパソコンにあった半角一文字分のカーソルのように表示させたり、さらに太くすることもできます。
ただし、アプリケーションソフトによってはカーソル幅を指定しても、実際には反映されない場合があります。メモ帳やワードパッドのようなWindowsアクセサリやLibre Officeでは、指定したカーソル幅で表示されるようです。
自分にも相手にもわかりやすく
ポインターやカーソルが見やすくなることで、作業中に見失うことが減ってより使いやすくなります。
また、自分以外の相手にパソコンの操作を解説したりプレゼンテーションを行うときも、説明がよりわかりやすくなるはずです。さらにコントロールパネルのオプションで「Ctrlキーを押すとポインターの位置を表示する」をオンにしておくと、【Ctrl】キーを押すたびに、ポインターの周りに波紋のようなリングが現れてより分かりやすくなります。
もっとわかりやすくしたいならオンラインソフトで
Windows本体でもこのようにマウスポインタを目立たせることはできますが、もっと目を惹くようにしたいならオンラインソフトを使いましょう。
詳しくは別の記事で紹介しているので参考にしてください。
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