エクスプローラでのファイルコピーや移動のとき、目的のフォルダにうまくドロップできなくてイライラしたことはありませんか?
そんなときはドラッグにこだわらず、リボンを使って操作しましょう。
エクスプローラのリボン
エクスプローラのウィンドウで上のほうに表示されているボタンの集まりをリボンといいます。リボンはエクスプローラだけではなくWordやExcelなどでも使われている、マイクロソフトの基本的なユーザーインターフェイスです。
もしリボンが表示されていなかったら[ホーム]や[共有]などのタブをクリックしてみましょう。すると一時的にそのタブで使用できるリボンが現れます。
リボンを使って移動/コピーする
切り取り、コピー&ペーストを使う
[ホーム]タブを選ぶと左のほうに[コピー]、[貼り付け]という大きなボタンと[切り取り]という小さなボタンがあります。
この3つのボタンを使って移動やコピーを行うこともできます。
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【切り取り】→フォルダを選ぶ→【貼り付け】で移動
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【コピー】→フォルダを選ぶ→【貼り付け】でコピー
でも、これだと3ステップの動作になるのでちょっとめんどうです。
そこでリボンには別の方法も用意されています。
移動先、コピー先を使う
リボンの真ん中あたりに[移動先]、[コピー先]というふたつの大きなボタンがあります。
これを使うともっと簡単になります。
1.元のファイルを選ぶ
まず移動やコピーしたいファイルを選択します。
2.[移動先]または[コピー先]ボタンをクリック
続いて[移動先]または[コピー先]ボタンをクリックすると、フォルダの一覧が現れます。
ここには比較的よく使うフォルダが自動で登録されているので、もし目的のフォルダがあればそれをクリックするだけで移動やコピーを行ってくれます。
もしリストに望みのフォルダがなければ、いちばん下にある[場所の選択]をクリックすると、ダイアログボックスにフォルダツリーが現れるので、そこから選択してください。
リボンを使った移動とコピー まとめ
説明のために手順を書き出すとどちらも手間はあまり変わらないように見えますが、実際にはリボンを使った方が操作の流れが自然でわかりやすくなっています。
ドラッグ操作が苦手な方、タッチ式で小さなアイコンの操作が難しい方はリボンを使ってみましょう。
「最近使用したファイル」は移動できない