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SyncroomドライバーのエラーでOBSでのライブ配信不能に

毎週機材テストを兼ねて、Syncroomを使ったライブ配信を行っていますが、先週突然音声が配信されなくなるトラブルに遭遇しました。

 

結論からいうとSyncroomをいちどアンインストールした上で再インストールすることで問題は解消されました。

経緯をかいつまんで紹介します。

 

 

OBS Studioに音声信号が入らない

ライブ配信では、自宅の2台のPCを利用して擬似的なセッションを行っています(Syncroomに参加してくれる人がほかにいないので)。

 

1台めのPCにオーディオインターフェイス(現在はTASCAM US-4×4HR)を使ってマイクとエレキギターの音声を入力。

音声のモニターもこちらのPCでやっています。

 

TASCAM US-4×4HR 接続例

TASCAM US-4×4HR

 

 

2台めのPCにはiPhoneからYAMAHAのAG03(初代モデル)経由でメトロノームのクリックや、iRealProのバッキング演奏を流します。

これをSyncroom上でミックスして、そこで出力した音声信号をOBS Studioに流すというルーティングです。

 

Yamaha AG03接続例

iPhoneからAUXへ入力

 

 

今回起こったトラブルは、SynroomとOBS Studioの間で発生しました。

 

 

Syncroom上ではちゃんと音が聞えているんですが、OBS Studioのレベルメーターが反応しません。

そこでOBS Studioの設定を確認したところ、Syncroomが使っているオーディオのドライバがリストに表示されなくなっていました

 

OBS Studio音声設定画面

OBS StudioのリストからSyncroom用ドライバが消えていた

 

つまりSyncroom本体のトラブルではなかったということです。

 

 

ドライバ再インストールだけでは解決せず

Windowsのデバイスマネージャーを開いてデバイスドライバを確認してみましたが、ドライバ自体は表示されていました。

 

デバイスマネージャ上のSyncroomドライバ

Syncroom Driverは認識されていた

 

 

ドライバそのもが認識されなくなったわけではないようです。しかし音は出ません。

そこでデバイスマネージャーでドライバを削除し、Syncroomのインストーラを使ってドライバの再インストールを試みました(このときはSyncroom自体のインストールはパスしています)。

 

 

しかしこれでは問題は解消せず。

 

結局、Syncroomそのものを完全にアンインストールし、最新バージョン(1.5.2)を改めてインストールしたところ無事トラブルは解消されました。

 

Syncroomのダウンロードページ

 

 

アンインストールにはRevo Uninsallerというフリーのアプリケーションを使用しています。

レジストリ情報も含めて完全にアンインストールしてくれるので、トラブルシューティングには重宝します。

参考記事
RevoUninstallerで完全アンインストール

この記事の目次1 アンインストールしたつもりができてない?2 完全アンインストールの味方 Revo Uninstaller3 Revo Uninstallerの入手とインストール4 Revo Unin ...

続きを見る

 

 

Windowsのアップデートが原因?

結局、具体的な原因は特定できませんでしたが、疑っていることがひとつあります。

 

ライブ配信は基本的に毎週日曜にやっているんですが、その数日前にWindowsの月例アップデートを行っていました。

 

これが原因で、ドライバに不具合が発生したのではないかと考えています。

 

 

今回のトラブルはSyncroomだけを楽しんでいる人にはたぶん関係ないと思いますが、音源を配信したり録音したいばあいには 同様の現象に遭遇する可能性があります。

もし同様の問題が発生したら、Syncroomのアンインストールと再セットアップを試してみて下さい。

 

 

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