記事です。
リモート会議などの機会が増えたことでプレゼンテーションの見やすさ・わかりやすさが求められているのでしょうか。
そんな要望に応えるように、PowerToysの最新版にハイライト機能が追加されました。
参考
その後バージョンアップでさらに機能が追加されて使いやすくなりました。
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この記事の目次
マウスポインタ周辺をハイライト表示
PowerToysはWindows本体にはない機能を追加して使い勝手を向上させてくれる、マイクロソフト公式(公認かも・・・)の機能拡張ツールです。
リリースv0.49.0では、マウスポインタ周辺だけを明るく(本来の明るさで)表示し、周辺は明るさを抑えるディマー
使い方は至って簡単で、キーボードの【Ctrl】キーを2回連打するだけ。
ハイライト表示を解除するには、マウスボタンをクリックするか(ホイール回転も)なんらかのキーを入力します。
他のショートカットと重複可能・・・?
実は、このハイライト機能を発見したのは、クリップボード拡張ツール"Clibor(クリボー)”を使っているときのことです。
CliborはふだんWindowsのシステムトレイに常駐待機していて、【Ctrl】キーを連打するとクリップボードの履歴メニューが現れるようになっているんですが、v0.49.1にアップグレードしたあとCliborとハイライト表示が同時に働くのに気がつきました。
ふつう、キーボードショートカットを使うアプリケーションでは、ほかのショートカットと重複しないようにブロック(警告)されることが多いのですが、私のPCではふつうに動作していて、特に問題は起きていません。
次のスクリーンショットは、HyperSnap8のキーボードショートカットと時間差機能を使ってキャプチャしたものです。
コマンドが実行されるタイミングでハイライト表示が解除されてしまうのでわかりにくいのですが、よくみるとデスクトップの周辺が少し暗いのがわかるでしょう。
これはハイライト表示にアニメーション効果がついているためです。
ハイライト表示が解除されるとき、ハイライトの円が大きくなりながら通常の表示に戻っていく途中をキャプチャしているのでこうなっています。
カスタマイズはオン/オフ切り替えのみ
ハイライト機能に関する設定は、PowerToysの”Mouse utilities”セクションにあります。
”Enable Find My Mouse”というスイッチをオフにするとハイライト機能を無効化できます。
また”Do not activate when Game Mode is on”というチェックボックスがあるので、ゲーム中にはハイライト機能が働かないようにしたいときはチェックをしておきましょう(デフォルトではオン)
要所ごとの強調には便利
ハイライト表示だけでその他には特に機能はなく、キー入力やボタンのクリックで消えてくれるのでシンプルで使いやすいものになっています。
マウスで操作しているポイントだけを一時的に見せたいときにぴったりでしょう。
その一方、ポインタの操作によってほかのところがどのように変化するかを見せたいばあいには不向きといえます。
画面表示はふだんのままマウスポインタだけを強調したいときは、PointerFocusのようなツールを使うことをお奨めします。
もちろんPowerToysは無料で使えるのもメリットです。
PowerToysのインストール方法やその他の機能については、過去に関連記事をたくさん公開しているのでそちらを参照してください。
下にリンクを掲載しておきます。
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