iOS版Syncroomへの入室方法とUSBオーディオインターフェイスの利用について紹介します。
ルーム作成者はアプリのリンク共有機能を使ってルームのアドレスをメンバーに通知したり、SNSに投稿して参加者を募集できます。
メッセージを受け取ったら、そこに書かれているリンクをタップしてパスワードを入力すれば簡単にルームへ入れます。
iPhone/iPad本体だけでは、内蔵マイクを使った声や生音の楽器しか使えませんが、USBオーディオインターフェイスをiPhoneに接続することで、本格的なマイクやギター、キーボードなども利用できます。
この記事の目次
ルームへのリンクを共有する
iOS版Syncroomでルームを作成したら、ほかのメンバーにリンクのアドレスとパスワードを通知して入室してもらいましょう。
右上のアイコンをタップするとメニューからリンク共有コマンドを実行します。
メッセージ機能の画面が現れるので、リンクを送信しましょう。
リンクだけでパスワードはコピーされないので、そちらも忘れずに通知します。
既存の非公開ルームに入る
メールを受け取った相手は、リンクをクリックしてルームへアクセスします。
まずパスワードを入力。
確認メッセージが出るのでSyncroomアプリを起動。
続いてアイコンを選択します。
[OK]をクリックして「デバイスの設定」画面に進みます。
そのまま入室すると、iPhone本体のマイクとスピーカーを利用することになります。
USBオーディオインターフェイスを使用するばあいは[詳細設定]をタップして「入力デバイス」で選択してください。
[入室]をタップすると、ルームに参加できます。
画面下の大きな円が自分のアバターで、その他のメンバーは画面中央付近にやや小さな円で表示されます。
ルーム開設者の画面にもメンバーが表示されます。
iOS版Syncroomでは、他のメンバーのアバターをスワイプすると、そのメンバーとの距離感(音量)や定位を調整できます。
ここでの調整は他のユーザーには影響しません。
オーディオインターフェイスの接続
iOS版SyncroomでもUSBオーディオインターフェイスを接続することで、本格的なマイクや生音以外の楽器を利用できます。
ただし、これにはUSBオーディオインターフェイスがiOSに対応している必要があります。
手元にある機材を調べたところ、ヤマハのAG03はOTG対応のライトニング変換コネクター(いわゆるカメラアダプター)を経由することで簡単に認識できました。
単に接続するだけで、特に設定の必要はありません。
ZOOMのLiveTrak L-8については、接続しただけではオーディオインターフェイスとして認識できないので、必ずL-8側でオーディオインターフェイスをiOSに設定しましょう。
iOS版Syncroomでは、iPhone本体に搭載しているマイクとスピーカーが使えること、さらにiPhoneのメッセージ機能やSNSアプリでルームの共有が簡単なのでパソコン以上に手軽です。
ただし、iPhoneのマイクだけでは生音以外のエレキギターやキーボードといった楽器を扱えないので、本格的に楽しむにはやはりオーディオインターフェイスが必須です。
オーディオインターフェイスを選ぶときはiOS対応と明記してあるものを選びましょう。
またオーディオインターフェイスの中には、Lightningケーブルだけで直接iPhone/iPadと接続できるものもありますが、ほとんどの機種はOTG対応変換アダプター(カメラアダプター)が必要です。
こちらも忘れずに入手しておきましょう。
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