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KindleがいきなりWi-Fi接続できなくなった

先日買ったばかりの電子書籍リーダーKindleが、3日めにして突然Wi-Fiにアクセスできなくなったので、その対処法を紹介します。

 


Kindle、突然Wi-Fiにつながらなくなる

先日AmazonのサイバーマンデーセールでKindleのPaperWhiteモデルを手に入れました。電子書籍はこれまで避けてたので、まったく初めてです。

さっそくWi-Fiの設定を行い、サンプル書籍をダウンロード。使い方を学んでいたら、2日後ぐらいに突然、Wi-Fiにつながらなくなりました。

同時にiPhoneもつながらなくなったんですが、同じ親機につないでいるノートPCのほうはまったく問題なくWi-Fiにつながっているのが不思議です。

iPhoneのほうはカンタンにわかったんだけど

意味がよくわからないまま、iPhoneのほうの対処法について調べていたらDNSの設定変更で解消されるのがわかりました。

DNSの設定を自動にしたり、インターネット接続プロバイダが指定しているDNSを使うとダメで、パブリックDNSを割り当ててみたらあっさり接続できました。

Kindleに不慣れなせいでハマってしまう

続いてKindleについて調べてみると固定IPアドレスを割り当てるというやり方がカンタンに見つかりました。基本的にiPhoneと同じやり方でいいようです。

ところが肝心の設定場所がどこにあるのかわからずにしばらく悩んでしまいました。

Wi-FiにつながらないKindle Wi-Fiモデルなんて、軽すぎて漬け物石どころか文鎮にもなりません。

いろいろいじっているうちに、ようやく設定方法を見つけて問題は解消したんですが、悩んでいるかたも多いようなので紹介します。

解説:Kindleを固定IPでWi-Fiにつなぐ方法

Kindleに固定のIPアドレスを割り当てるには、まずホームネットワークでどんなアドレスが使われているか調べる必要があります。

Wi-Fi接続しているスマートフォンでも調べることができますが、ここではWindowsパソコンでのやり方を紹介します。

パソコンでゲートウェイのアドレスを調べよう

まず、Windowsの[スタート]ボタンを右クリックしてメニューを開きます。これはふつうのスタートメニューとは別の、いわば設定用裏メニューです。

スタートの裏メニュー

スタートボタンを右クリック

キーボードショートカット

【Win】+【X】でも開けます。

メニューの中に[Windows PowerShell]というコマンドがあるので実行しましょう。

すると背景が濃紺のウィンドウが出てきます。

ここで次のようにキー入力してください。

ipconfig

【Enter】キーを押すと次の画面のような結果がでるはず。

PowerShell画面

PowerShellでipconfigを実行

この中で次の3つの値だけメモしておきます。

  1. IPv4アドレス

  2. サブネットマスク

  3. デフォルト ゲートウェイ

1のIPv4 アドレスは、そのWindowsパソコンがLAN(ホームネットワーク)につながるための窓口になっている番号。ふつうは"192.168.1.x"とか"192.168.11.x"になっているはずです。

上の画面では末尾が"3"なので、3番窓口を使っていると考えてください。

のちほど、Kindleにも専用の窓口番号を与えます。

Wi-Fiにつながっている機器とダブらないようにするので、自分の家でだいたい何台ぐらいWi-Fi機器を使っているか数えておきましょう

2.のサブネットマスクはあまり細かく考える必要はありません。ふつうは"255.255.255.0"です。そのまま使います。

3.のデフォルトゲートウェイは、家庭のLANからインターネットへつながる出入り口の番号です。ホームネットワークの元締めなのでだいたい"1"が割り当てられます。"192.168.1.1"か"192.168.11.1"あたりになっているのがふつうです。

ホームネットワークに接続されている機械は、"192.168.1.1"に続く数字が割り当てられていきます。"192.168.1.2"とか"192.168.1.3"とかです。これがさっき出てきた1.のIPv4アドレスになります。

大元の出入り口の下につながっているそれれぞれのWi-Fi接続機器に別々の番号を割り当てている、と理解してもらえばとりあえず充分です。

いよいよ本番、Kindleの設定へ

Kindleで[設定]→[すべての設定]→[ワイヤレス]と進んで、Wi-Fi-ネットワーク設定に入ります。

KindleのWi-Fi設定

アクセスポイントに接続

ここにはKindleで検出したWi-Fiのアクセスポイントが並んでいます。

接続できていればアクセスポイント名の頭にチェックマークがついているはずですが、ここではまだ未接続(エラー)状態です。

接続したいポイントをタップするとWi-Fiエラーのメッセージが出ます。

さぁ、ここで[設定]をタップ!!

Wi-Fiエラー画面

Wi-Fi接続のエラー画面

続いてWi-Fiネットワーク情報を入力画面になります。

写真ではパスワードが空欄ですが、以前にパスワードを設定したことがあればそれが入っているかもしれません。

Wi-Fi接続の設定画面

Wi-Fi接続の設定画面

ふつうはここで[接続]なんですが、今回はエラーになることがわかっています。

対処法である固定IPアドレスを割り当てるには[詳細]の方をタップ。

不覚! こんなことで引っかかったとは

次に出てくるのは「詳細オプション」画面。

すでにネットワーク名が入ってるんですが、このほかになにをしたらいいのかわかりません。

わかるのは、[閉じる]ボタンがあることだけ。

でもこんなんタップしたらキャンセルされるだけだし、どうやったら先へ進める?(@_@:

呼び出してみるもののワカラン・・・、

また呼び出しちゃ・・・・、やっぱりワカラン

何回も繰り返しているうちにようやく気づきました。

右側の縦線が一部だけちょっと太い!

Wi-Fi接続詳細オプション

詳細オプションの設定画面

これスクロールできるってことだったんか!

スワイプしたら出ましたよ、次の設定が!

設定画面をスワイプ

スワイプすると次の項目が現れる。

これで一気に伸展。\(^O^)/

接続タイプはスタティック

下へ進むとまず接続タイプというのがあります。

最初はここがDHCPになってる。

ネットで調べた情報によると固定IPアドレスを割り当てるんだからここをスタティックに切り替えます。

固定IPアドレスの割り当て

固定(静的)アドレスを割り当てる

スタティックっていうのは、Wi-Fi機器に個別の番号を固定して割り当てるってこと。

いつも同じ番号の窓口に並んでくださいね、っていっているようなものです。

それに対してDHCPは、Wi-Fiにつなぐたびにその場で窓口を指定するみたいな感じになります。

IPアドレスとサブネットマスクを入れる

スタティックに切り替えるとすぐ下のIPアドレスサブネットマスクのふたつのフィールドを使えるようになります。

IPアドレスは、さっきパソコンで調べたIPv4アドレスのこと。

もしすでにホームネットワークにつながっているパソコンとかゲーム機とかがなければ、つまり「家で最初のネットワーク機器なら」ここは"2"でいいです。つまり"192.168.1.2"と入力。

これがKindle君のための専用番号になります。

先にネットワーク機器があるなら、だいたい自動で番号が割り当てられているんで(これがさっきのDHCPの仕事)、それとぶつからないようにほかの番号にします。

下の写真では"7"にしてます。タワー型パソコン、ノート型パソコン2台、iPhoneの4台を使うんでだいたい2~5まで埋まると考えて、念のため"6"を飛ばして"7"ということですね。

"10"とか"15"でも別にかまいません。

固定アドレスとサブネットマスク

アドレスとサブネットマスクを指定

逆に絶対だめなのは"192.168.1.1"とか"192.168.11.1"とか。

これはさっき紹介したように、インターネットの出入り口になるルーター様が使う専用番号。絶対に指定してはいけません。

その下のサブネットマスクはもう、"255.255.255.0"でいいです。そのまま入力。

写真では、ドットが1ヶ所抜けてるけどこれももちろんだめ。ちゃんと入れましょう。

ルーターとDNSを指定する

さらにスワイプすると、ルーターDNSというのが出てきました。

ルーターっていうのは、最初にパソコンで調べたとき出てきたデフォルトゲートウェイ

そしてゲートウェイとはインターネットへの出入り口になるルーターのことです。つまりここが"192.168.1.1"。

パソコンで調べたときにもし”192.168.11.1”だったら、もちろんそのとおりに入れてください。

続いてDNS

DNSはだいたいルーターのアドレスと同じ(要は兼任している=担当者が同じ)なんで"192.168.1.1"でいけると思ったんだけど、今回はこれがダメだった

DNSの指定

このDNSは使えなかった

パブリックDNSで接続に成功

そこで"192.168.1.1"の代わりに入れたのが、"8.8.8.8"。

これはパブリックDNSというもののひとつで、かのGoogleが一般に「使ってイイよ~」と公開してるもの。

ほかに"8.8.4.4"というのもあります。

パブリックDNSを入力

パブリックDNSを入力

Google以外にもパブリックDNSを提供しているところはあるんで、気になったらパブリックDNSで検索してください。

セキュリティ設定もしっかりと

さらにスワイプして先へ進むとセキュリティ設定。

ここはWi-Fi親機の設定を調べてそれに合わせればOK。わかんないときはとりあえずWEPにしておけば、最低限の安全性は確保できるかな。

「なし」にしておくと、知らないうちにWi-Fiにただ乗りされたり、不正アクセスで情報盗まれたりするのでぜったいにやめておきましょう。

Wi-Fiのセキュリティ設定

セキュリティ設定は怠りなく

最後にパスワード確認

さらにスワイプするといよいよ最後。

パスワード欄に、Wi-Fiの親機に書かれているパスワード(Key)を入力します。

パスワード登録

親機のパスワードを登録する

あとは[接続]をタップすると・・・

Wi-Fi接続完了

ついにWi-Fiへの接続完了

おおっ、ようやくKindleがネットワークにつながりました!

これでひと安心。

ホーム画面に戻って、ちゃんと本が配信されているのも確認できました。

死にかけKindle、無事文鎮状態から脱出

Wi-Fi接続が回復して、ようやくKindleを本格的に使えるようになりました。

今回いちばんやっかいだったのが、Kindleのユーザーインターフェイスになれてなかったため、本来すぐに気づきそうなところを見落としていた点です。

さらにいうと、固定IPアドレスを割り振る方法については、検索で割とカンタンに見つかるんですが、そのほとんどが文字だけの説明。画像での説明がなかったんで、説明がしっかりイメージできてなかったんですね。

同じようにWi-Fi接続できなくてはまってしまった方、ぜひ参考にしてください。

ちなみに無料で読める本がたくさんそろっているKindle Unlimitedにも会員登録。本来月額980円のところを、3ヶ月間99円という格安サービス中。これはお得です。

ところで、この記事ではなるべく操作をわかりやすくするために画面の写真を使いましたが、実はKindleでもスクリーンショットを撮ることができます。この記事を書いている最中に、確認のため検索していたら情報を発見しました。

そもそもKindleでスクリーンショットを撮るというイメージがない人も多いかもしれませんね。私自身そうでしたから。

でもこれで、Kindleの記事も作りやすくなります。

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