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前回【Ctrl】キーと【CapsLock】キーの入れ替えが終わったので、次はOpen-Shellをインストールします。
といっても、Open-Shellの概要やインストール自体はすでに紹介しているので、今回は日本語化について解説します。
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この記事の目次
待って! Open-Shellって多言語対応じゃないの?
Open-Shellの日本語化というといぶかる人もいるかもしれません。
というのも、Open-Shellの設定自体に言語設定があり、日本語を選択できるようになっているからです。
これで、スタートメニューに表示される項目は日本語化されます。
つまり英語表記では”Favorites”だったものが[お気に入り]になったり、”Settings”が[設定]になるといったメニュー表記の日本語化です。
しかし、Open-Shellの設定画面まで日本語化されるわけではなく、英語表記のままです。
そのため、Open-Shell自体をカスタマイズするときの壁になっています。
今回紹介する日本語化パッチは、この問題を解消してくれます。
つまり設定画面のユーザーインターフェイス部分まで日本語化してくれるので、Open-Shellをより本格的に使えるようになるわけですね。
Open-Shellを本格的な日本語対応に
日本語化パッチとは
多くパソコンユーザーにとって、パッチは耳慣れない用語でしょう。
もともとは、傷んだ服にパッチを当てて補修するのに由来しています。
つまり、プログラムの不完全な部分や不具合を補うために追加する部品のようなものだと思ってください。
多言語対応のプログラムの多くは、メニューやオプション設定名などの部分をいろんな言語の表記に置き換えられるようになっています。
そしてユーザーが自分の言語に基づいた設定ファイルを組み込めるようになっているものが数多くあります。
今回紹介するOpen-Shell用日本語化パッチも、そのような仕組みを利用しています。
日本語化パッチを入手する
今回使用するOpen-Shell用日本語化パッチは”ネットセキュリティブログ”というサイトで公開されています。
様
上記リンク先へアクセスして少し下へスクロールすると「Open shell」の導入手順という項目があり、その中の<ダウンロードリンク>セクションに"「Open shell」の日本語化ファイル"というリンクがあります。
これをクリックして、日本語化パッチをダウンロードしましょう。
ダウンロードしたファイルはZIP形式です。
アーカイバを使って展開するとドキュメントファイルと「日本語化パッチ」フォルダーがあります。
詳しい説明はドキュメントファイルを読んでいただくとして、ここでは日本語化の手順を紹介します。
(ネットセキュリティブログ様でも、Open-Shell自体のインストールと日本語化パッチのインストール方法について紹介されています)。
日本語化パッチを適用する
「日本語化パッチ」フォルダーを開くと”日本語化パッチ.exe"という実行ファイルがあります。
これを実行して、インストーラーを起動します。
ユーザーアカウント制御のメッセージが表示されるので、[はい]をクリックして実行を許可しましょう。
日本語化インストーラーが起動するので[閉じる]をクリックします。
続いて確認メッセージが現われるので[はい]をクリック。
続いて現われるダイアログボックスでは、Open-Shellをインストールしているフォルダーを指定してください。
インストールが完了したら[閉じる]をクリック。
言語設定を日本語に切り替える
パッチのインストールが終わったら、設定を切り替えます。
まずスタートメニュー(この場合Open-Shellのスタートメニュー)から[プログラム]>[Open-Shell]と開いて、[Open-Shell menu settings]を実行。
設定画面が現われたら、"Show all settings”にチェックを入れると隠れていた設定オプションが現われます。
”Language”タブに繰り替えてリストから”ja-JP - 日本語(日本)"を選択し、[OK]をクリック。
メッセージボックスが現われるので、さらに[OK]をクリック。’
その後、Windowsを再起動すると日本語パッチが適用されます。
もういちど設定画面を開いて確認してみましょう
これで、Open-Shellの日本語化は完了です。
設定画面が日本語化されることで、Open-Shellをより深いところまでしゃぶり尽くせるようになります。
Windows10のスタートメニューが使いづらいと感じている方、昔のスタートメニューに慣れている方は、ぜひOpen-Shellを使ってみてください。