ここのところに細かいアップデートが続いています。
最初はロゴの変更だけかと思っていましたが、実はその前に2020年10月の段階で新たに課題曲が追加されたようです。
Yousicianの旧ロゴ
Yousicianの新ロゴ
クラシックロックからメタルまで定番5曲を追加
追加されたのはYousicianオリジナルではなく、アーティストの楽曲です。
11月5日付けの公式ブログの記事をもとに新たな曲を紹介します。
The Reason / Hoobastank
米国のバンド Hoobastank(フーバスタンク)が2004年に発表したThe Reason。
ミディアムスローなバラードタイプです。
2003年発表の同名セカンドアルバムは全米3位を記録。翌2004年の第47回グラミー賞では最優秀ロック・アルバム部門にノミネートされました。。
シングルカットされたThe Reasonはビルボードで2位、Modern Rock Traksでは1位を記録しています。
以上、より
Sunshine of Your Love / Cream
往年のロックファンには嬉しいクリームのヒット曲(1968年)。
ギター好きなら、エリック・クラプトンが居たグループといえばわかるでしょう。
Heathens / Twenty One Pilots
米国の2人組ロックバンド Twenty One Pilots(トウェンティ ワン パイロッツ)による、2016年のシングル。
映画”Suicide Squad”(スーサイド・スクワッド)のサウンドトラックで使用されています。
Twenty One Pilotsは2016年にはビルボード・ミュージック・アワードをはじめとしていろいろな賞を獲っています。
Peaceful Easy Feeling / Eagles
これまたおじさんには懐かしいイーグルス。
1972年リリースで全米22位。ファーストアルバムからは3曲めのシングルカット。
カントリータッチの曲で「愛のやすらぎ」という邦題がついていたようです。
Cowboy From Hell / Pantera
米国のヘヴィメタルバンド、パンテラが1990年にリリースした曲。
同名の5thアルバムはプラチナムを獲得しています。
以上5曲が今回追加された曲のようです。
Fukuzumiにとってはなじみのない曲も多いんですが、どれもそのジャンルを代表するような超有名曲のようでバランスのとれた追加ではないでしょうか(ただ、ジャズやカントリー、スタンダードなどのファンから見たらどうかはわかりませんが)。
ともあれ、曲が少しずつ追加されていくのはうれしいですね。
詳しくはでご確認ください。
なお、記事中にある各曲のタイトルは、Yousicianの楽曲ページにリンクされていますが、2020年11月15日現在のところまだページが存在しないようで、リンク切れになっています。
キャリブレーション機能が登場
課題曲の追加だけでなく、機能面でもちょっとしたアップデートがありました。
設定画面にキャリブレーションが追加されています。
キャリブレーションは、ギターからの信号を確実に入力するために音量を調整する機能です。
設定画面からミキサーを開くと、”フィードバックをミュート”の下に”キャリブレーション”があります。
右端の、[>]ボタンをクリックしてキャリブレーションを開始しましょう。
画面中央の白くて四角いボックスの中に、薄いグレイの同心円が描かれています。
ギターを鳴らすと緑のドーナッツが大きくなるので、強めに弾いてみてドーナッツの大きさがいちばん外側の円に届くくらいに入力ボリュームを調整してください。
ボリュームの調整ができたら、こんどは画面の指示にしたがってミュートします。
グレイのパイチャートが円を一周したらキャリブレーション終了です。
いちどキャリブレーションしたらそのときのボリューム設定を覚えておいて、毎回そのセッティングに合わせるようにしましょう。
あまりシビアなものではないようですが、もし判定がうまくできないようだったらキャリブレーションをやり直してみてください。
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