互換性チェックツールではアップデート不可と判定されたパソコンでもWindows11を動かせるかもしれないというのです。
続報追加しました
Win11のリリースは10月5日
アップデート条件があてはまる条件!?
この情報を伝えているのはIT関連メディア「エンガジェット日本版」の8月28日付け記事です。
内容を要約すると、次のようになります。
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アップデートの制限が適用されるのは、Windows Update経由のばあい
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ISOファイルをダウンロードして手動インストールすればこの制限を受けない
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アップデート制限は企業ユーザーなどに向けて、システムの信頼性を担保するため
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個人ユーザーが自己責任でアップデートを試みるのは妨げない
つまり、Windows11へのアップデート用ファイルが公開されるので、ユーザーがそれをダウンロードしてインストール用メディア(CDなど)を作成すれば、互換性チェックプログラムで弾かれたパソコンにもインストールできる可能性はあるようです。
もちろん正常な動作を保証されるわけではく、何かしらのトラブルが起きる可能性はあるけど、リスク覚悟の上だったら試しても構いませんよといったところでしょう。
WindowsUpdateに比べると手間がかかるし、一般のユーザーまでに是非にでもと薦めるようなものではありませんね。
本当の最小要件とは?
同記事では、Windows11を動かすのに必要な最小要件も紹介しています。
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デュアルコア 1GHz以上の64bit CPU
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4GB RAM
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64GB ストレージ
本当にこれだけだったら、ハードウェアの条件は劇的に下がりますね。
実用性を考えたらRAMは8GB、ストレージも少なく見積もって256GBは必要でしょう。
以前、という記事で、Windows11の公式サイトに紹介されている基本要件について紹介しました。
結局公式サイトに書かれているハードウェア構成が、本来の動作条件というふうに読めます。
この要件を満たしているにも関わらず互換性チェックツールではねられてしまうのは、企業向けなどセキュリティや安定性を重視する用途に向けたより厳格なチェックを行っているためのようです。
結局、PCにあまり詳しくない一般のユーザーでも安心して確実にアップデートできるようにという配慮なんでしょう。
また、私のノートPCがMicrosoft純正の正常性チェックツールやでは互換性なしと判定されるのに、では互換性ありという異なる結果が出る理由もここにありそうです。
つまりで互換性ありと判定されたPCだったら、手動インストールでWindows11を動かせる可能性ありということかもしれません。
【続報】アップデートは提供されない可能性
エンガジェット日本版の最新記事によると、手動でアップデートしたWindows11に対しては、"セキュリティアップデートや最新ドライバの提供を受けられない可能性がある"という主旨の発言があったようです。