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キャプチャボックス経由のHDMI信号
ビデオカメラをはじめとするHDMI信号をキャプチャデバイス経由で取り込むばあい、シーンごとの音声ソース設定は不要です。
映像キャプチャデバイスを設定するだけで音声のほうも自動的に取り込まれるので、そのまま配信・録音が可能です。
IPストリーミングのばあい
キヤノン製ビデオカメラのIPストリーミング機能では、どうやら音声信号は扱っていないようです。
ミキサーを表示させてもレベルメーターが反応していないのがわかります。
メディアソースを追加しても設定の中には音声に関する項目がありません。
このため、IPストリーミングを利用するばあい、音声の方は音声入力キャプチャで登録する必要があるようです。
当然、入力用としてUSBオーディオインターフェイスを用意する必要があります。
結局はキャプチャデバイスのほうがいいのか?
IPストリーミングではOBS Studioに音声を入力できないのは意外でした(なにかやり方があるのかもしれませんが)。
IPストリーミングはLAN経由で接続するので、マルチカメラでもキャプチャボックスをひとつ減らせる、つまりコストダウンできると期待していたのですが、オーディオインターフェイスやケーブルを別途用意しなければならないとなると、設営の手間などはたいして変わりません。
これでは、ビデオカメラそれぞれにキャプチャデバイスを用意した方が簡単かもしれません(最近は低価格のキャプチャデバイスもたくさんあります)。
問題は、配信用PCにキャプチャーデバイスを接続するためのUSBポートをいくつ確保できるかという点になりそうです(特に配信用PCがノートブック型のばあい)
USBハブで対応できるかどうか確認の必要がありそうです。
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