国産オンラインソフトでよく使われるLZH形式の書庫ファイルを扱うのに欠かせない定番アーカイバ Lhaplus(ラプラス)のインストールと初期設定、そしてLZH書庫の展開方法について紹介します。
パソコンの超初心者向けに、Windowsの標準ブラウザ Microsoft Edge(エッジ)を使って紹介します。ほかのブラウザを使っている場合は画面や操作がちょっと違うところがあるので、ご注意ください。
Lhaplusのインストール手順
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1公式ページにアクセス
まずはLhaplusの公式ページにアクセスしましょう。
参考
ベクター ソフトライブラリからもダウンロードできます。
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2ファイルをダウンロード
ページを下へスクロールしてLhaplusのリンクをクリック。
間違えてZIPアーカイブの方をクリックしないように注意しましょう。
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3保存を実行
ブラウザ下部にメッセージが出てくるので、[保存]を実行します。
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4保存先フォルダを開く
保存が終わると真ん中のボタンが[フォルダを開く]に変わるのでボタンをクリックします。
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5インストーラを起動する
保存先フォルダの中にあるLhaplusのインストーラをダブルクリックで実行します。
この不明な発行元からのアプリがデバイスに変更を加えることを許可しますか?という確認メッセージが出たら、[はい]をクリックして許可しましょう。
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6セットアップを開始
インストールウィザードが起動したら、[次へ>]をクリックして先に進みます。
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7インストール先フォルダを指定
インストール先フォルダを確認します。初期設定のままでよければそのまま次へ進みます。
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8インストール完了
インストールが終わったら[完了]ボタンをクリックします。
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9初期設定
続いて初期設定画面が現れます。初心者はそのまま[OK]をクリックしておけばいいでしょう。
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10Lhaplusを起動
続いてスタートメニューからLhaplusを起動します。
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11デフォルトの展開先を指定
[解凍設定]オプションを確認します。初期設定では、デスクトップ上に解凍(展開)を行うようになっています。[指定したフォルダ]のフィールドは空欄です。書庫ファイルと同じフォルダに展開する場合や、毎回展開先を指定する場合はそれぞれボタンをオンにしてください。
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12デフォルトの展開先を変更する場合
デフォルトの展開先をデスクトップからほかのフォルダに変更するときは、テキストボックス横のボタンをクリックしてフォルダを選んでください。
以上で基本的なセットアップは終了です。これで書庫ファイルを展開できるようになりました。
最後に、書庫ファイルのアイコンを確認しておきましょう。インストール後の初期設定で、LZHやZIP形式のファイルをLhaplusと関連付けしたので、これらの書庫ファイルはアイコンがLhaplus用に変わっています。
書庫ファイルの展開
ではオンラインソフトの書庫ファイルを展開してみましょう。
サンプルとして、キー割り当て変更ソフトChange KeyのLZH形式書庫ファイルを展開します。
Change Keyについては別の記事で紹介しています。
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1書庫ファイルをダブルクリック
ダウンロードしてあったChange Keyの書庫ファイルをダブルクリックします。
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2展開先フォルダが現れる
関連付けされているので、Lhaplusが起動して初期設定に基づき書庫ファイルの中身を指定のフォルダに展開します。展開終了後は自動的にフォルダが開きます。
今回サンプルで紹介しているChange Keyはインストール不要なので、展開先フォルダ内の実行ファイルをダブルクリックすればそのまま起動して利用できます。
Lhaplusひとつあればまず困ることはない
これでLZH形式の書庫ファイルも使えるようになりました。
またLZH形式だけでなく、ZIP形式の書庫ファイルもLhaplusで扱えます。
このふたつが扱えればWindows用のオンラインソフトはほとんどカバーできます。
さらに圧縮までできるようになると、ファイルの保管やeメールでのファイルのやりとりが簡単になるのでぜひマスターしてください。
圧縮についてはいずれまた紹介したいと思います。
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