には、表示言語の選択やユーザーアカウント管理といった基本設定とは別に、レッスンに関係するオプション設定があります。
同じ課題曲をプレスするにしても、オプションを変更することで、超初心者向きから上級者向きまでスキルに応じた難易度を選べるので試してみましょう。
この記事の目次
課題曲演奏中のオプション
そのなかにオプション設定があります。
演奏モードにはチューナー、オーディオ、記譜法、ミキサーの4つの設定があり、練習モードにはさらに練習時だけに関連するオプションが加わります。
このうちチューナーはギターのチューニング用、オーディオは基本設定と同じくマイク入力の設定などです。
今回は残る記譜法とミキサー、そして練習モード独自の設定について紹介します。
記譜法は演奏画面の表示を選ぶ
記譜法では、課題曲の演奏画面に表示するタブ譜や楽譜のパターンを選択します。
初期設定はタブラチュア譜(タブ譜)で、フレットボード上で押さえる弦とフレットの位置を表示します。
タブ譜+音名では、タブ譜上のフレット番号の横に音名が追加されます。言語設定が英語のばあいは音名も英語表記(CDEFGAB)ですが、日本語設定に替えると「ドレミファソラシド」になります。
音を選んだばあい、フレット番号がなくなり音名だけになります。左手で押さえる位置がわからないので、音名だけで判断しなければならず、より難しくなります。
五線譜は楽譜だけの表示です。これも押さえる位置がわからないので、ポジションに捉われずフレットボード上を自由に使いたい人にお奨めです。
五線譜+フレットは、五線譜とフレットボード図の組み合わせです。鳴らす音はわかりますが、フレット番号が表示されません。
五線譜+タブ譜はなまえのとおりふたつの組み合わせです。
フレットボードを見て演奏しつつ音符との関係もわかるので、楽譜を読めるようになりたい方にはいいかもしれません。
ミキサーで曲に合った音を作る
ミキサーオプションでは、サウンドの傾向をクリーン、ポップス、カントリー、ロックの4つから選択できます。
ボリュームとゲインのふたつのスライダーを使ってギターサウンドを作ることもできます。
ざっと調べたところ、どうやらボリュームはデバイス内蔵マイクの音量を設定するようです。
上の図では完全にオフになっています。アコースティックギターで練習する方は調整してみましょう。
そのほかにフィードバックをミュートというオプションがあります。
ヘッドフォンを使わずに練習しているとき、スピーカーからの音をマイクが拾ってフィードバック(ハウリング)が起きるのを防いでくれます。
練習モード独自のオプション
練習モードでは、課題曲の再生についてのオプションとして、ガイド音、メトロノーム、曲をミュート、リードインありの4つがあります。
このうち曲をミュートをオンにするとPCからの演奏音がなくなるので、完全に楽譜またはタブ譜だけを見て演奏することになります。かなり上級者向けでしょう。
腕があがってきたら、メトロノームをオン+曲をミュートの組み合わせで練習し、さらに上達したらメトロノームもオフにしてプレイするといいかもしれません。
ガイド音は、曲のメロディに、さらにギターの音を重ねて演奏します。
どんな音が鳴るのかわかるという点ではいいのですが、(今練習している課題曲では)メロディ、ガイド音に加えて自分が弾いた音も聴くことになるので、かなり煩わしくなります。
もし純粋に伴奏だけでメロディーの音がない曲を演奏するばあいは、このガイド音をオンにしておくといいかもしれません。
リードインありについては、いまのところどんな効果があるのかわかりません。
もし将来なにかわかったら追加でレポートします。
自分に合った設定で練習しよう
記譜法の表示と練習モードのオプションを選ぶことで、自分のレベルに応じたレッスンができるようになるでしょう。
Fukuzumiのばあい、今後、記譜法は五線譜+タブ、ガイド音はオフ、メトロノームをオン、ミュートはしないという設定でしばらく練習しようと思っています。
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