ファイルのプロパティ画面から操作するので、目的のアプリケーションがわかっていてそれだけ取り出せればいいんだったら、こちらの方がお奨めです。
この記事の目次
プロパティ画面からアイコン抽出
Windowsの実行ファイルやDLLファイルからアイコンを抽出したいという要望は、ストアアプリが増えてきた現在でもかなり多いようです。
- 目的のファイルがすでに判っている
- ファイルひとつから抽出するだけ(いろんなファイルを探し回らない)
そんなときにはとても手軽なので、Icon Explorerよりもお奨めです。
もちろんフリーソフトなので無料で使えます。
Icon Viewerのメリット、デメリット
Icon Viewerのメリットはなんといっても操作が簡単なところです。
目的のファイルさえ判っていれば、エクスプローラーからプロパティ画面を開いて簡単にアイコンを取り出せます。
当サイトでやっているように、特定のアプリケーションの記事用にそのアイコンだけ取り出すのだったらぴったりです。
ただし、実行ファイルやDLLがどこにあるのか自分で探せるだけの知識は必要です。
また、いちどの作業でいくつものファイルからアイコンの抽出を繰り返すときは、ファイルごとにいちいちプロパティ画面を開かないといけないので、作業の効率としてはあまりよくありません。
Icon Viewerの入手とセットアップ
アーカイブをダウンロードする
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1公式サイトへアクセス
へアクセスします。
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2インストーラーをダウンロードする
実行ファイル形式のインストーラーが配布されています。
いちばん上が64bit版Windows用。
ふたつめがWindows XP以降の32bit版用です。
使っているOSにあったものをクリックしましょう。
適当なフォルダーにインストーラーファイルを保存します。
インストールの実行
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3インストーラーを起動
保存したインストーラーをダブルクリックで起動します。
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4ユーザーアカウント制御
「この不明な発行元からのアプリがデバイスに変更を加えることを許可しますか?」という警告がでるので、[はい]をクリックして先へ進みます。
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5インストール方法の選択
インストーラーが起動します。
基本設定のままインストールするばあいは[Express Install]を、インストール先フォルダなどのオプションを変更するなら[Custom Install]を実行してください。
このあとは[Custom Install]でのセットアップを紹介します。
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6ライセンス認証
ライセンス確認の文章が現われるのでチェックボックスにクリックして[次へ]をクリック。
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7インストール先フォルダーを選択
インストール先フォルダーのパスを指定します。
step
8ショートカットの作成
スタートメニューに登録するショートカットを指定します。
ヘルプやアンインストーラーの登録が不要ならパスして次へ進みましょう。
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1インストール終了
[Close]をクリックしてインストールを終了します。
Icon Viewerでアイコンを取り出す
Icon Viewerは独立したアプリケーションではないので、単独で起動することはありません。
まず、どのファイルからアイコンを取り出すのかを確認しておきましょう。
実行ファイルからプロパティ画面を開く
ここではLibre Office Calcのアイコンを抽出してみます。
まずエクスプローラーを起動して、Libre Officeのインストールフォルダから”programs”を開き、中にある実行ファイルを選択しましょう。
実行ファイルを右クリックしてコンテクストメニューを開き、いちばん下の[プロパティ]を実行します。
プロパティ画面のダイアログボックスに「Icons」というタブが追加されています。
アイコンを含まないとき
アイコンが含まれていないファイルのばあい「Icons」タブは表示されません。
アイコンを抽出、保存する
「Icons」タブに切り替えると、ファイルに含まれるアイコンのサムネイルがあります。
すぐ下にある小さなリストボックスは、アイコンのサイズや色数のバリエーションです。
選択すると右側にプレビューが表示されます。
リストから保存したいものを選択して、下のボタンの左からふたつめにあるボタン(フロッピーディスクのアイコン)をクリックしてください。
「名前を付けて保存」ダイアログボックスが現われます。
ファイルの種類を選択し、適当なファイル名を付けて保存しましょう。
保存できるファイル形式は次の3つです。
- Icon ( *.ico)
- Bitmap Image (*.bmp)
- PNG Image (*.png)
Webで使用するならPNG形式にしておきます。
これでアイコンが画像ファイルとして保存されました。
Windowsの標準アイコンを抽出してみる
ついでですから、Windowsのシステムアイコンも抽出してみましょう。
Windowsのシステムフォルダーで”System32"の中にあるimageres.dllというファイルを選択します。
先ほどと同じ要領でプロパティ画面を開きます。
こんどは「Icons」タブにいろいろなサムネイルが表示されています。
アイコンを選択し、下のリストでアイコンと色数を選択して保存してください。
いちばん手軽なアイコン抽出ツール(たぶん)
Icon Viewerはエクスプローラーから開ける手軽さがなにより魅力です。
たまにしか使わないならこれで充分でしょう。
一方、以前紹介したIcon Explorerには検索機能があり、フィルタ機能でアイコンを含むファイルだけ表示してくれること、ファイル内のアイコン数を表示してくれるところ、EXEやDLL以外のファイルからも抽出できることなどがメリットです。
用途によって使い分けてください。
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ファイルからアイコンをかんたんに取り出す方法
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