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ファイルからアイコンをかんたんに取り出す方法

文書を作成したり、Webページでソフト紹介記事を書いているとき、ワンポイントのアクセントにアイコンがほしいなぁ、というときありますよね。

でも素材画像ならともかく、Windowsで使われているシステムアイコンや、アプリケーション独自のアイコンを使うにはどうやったらいいでしょうか。

アイコンを取り出すための基礎知識と、便利なツールの使い方を紹介します。

 

アイコン画像のデータはどこにあるの?

Windowsではアイコン画像をICO形式のファイルで作成しますが、実際にはこのファイルがそのまま使われることはあまりありません。

ひとつのアプリケーションのなかでも何個ものアイコンを使うことがあるので、それをひとつひとつのファイルで保存していたら、管理が大変です。

そこでふつうは、プログラム本体であるEXEファイルか、またはその補助となるDLLファイルのなかにひとまとめに保存してあります。

なので、たとえICO形式に対応した画像編集ソフトをもっていても、それだけではEXEファイルやDLLファイルからアイコン画像を取り出すことができないのです。

 

アイコン画像を取り出すならIcon Explorerがお薦め

そこで、EXEファイルやDLLファイルからアイコンを取り出すには、専用のツールが必要になります。

お薦めは、MITECというサイトで公開している、Icon Explorerというフリーソフトです。

英語版だけど機能はシンプルなので使い方はすぐにわかりますよ。

IconExplorerの公式サイト

公式ページ右上の[Download]ボタンをクリックします。

Icon Explorerの公開ページにアクセスしたら右上にある[Download]ボタンをクリックしてアーカイブファイルをダウンロードしてください。

アーカイブはZIP形式なので、Windows10ならすぐに展開できます。

IconExplorerは単体の実行ファイルなので、インストールの必要はありません。
展開先にできた実行ファイルをダブルクリックすればすぐに起動できます。

使用頻度が多い人は、デスクトップに置いておけばいいでしょう。

IconExplorerの実行ファイル

書庫を展開すると実行ファイルが現れるので、すぐ起動できます。

 

 

Icon Explorerでアイコンを取り出してみよう

ファイルを選択する

IconExplorerを起動したら、左上にあるフォルダツリーでEXEやDLLファイルがあるフォルダを選択します。

特定のアプリケーションからアイコンを取り出すばあいは、そのアプリケーションがインストールされているフォルダを選びましょう。

Windows本体がもっているシステムアイコンの場合は、Windowsのシステムフォルダの中にあるsystem32フォルダを選び、その中のimageres.dllshell32.dllを選択してみてください。

 

 

IconExploerでのファイル選択

フォルダツリーを選んで、ファイルリストを表示します。

 

最近のWindowsはアイコンの場所が違う?

Windows10 バージョン1903以後、新たにSystemResourcesというフォルダでアイコンを保管するようになっているようです。

アイコンを保存しているファイルと、各ファイルがもつアイコンの全スクリーンショットを掲載したので、アイコン探しの参考にしてください。

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SystemResourcesフォルダー内の全アイコンサンプル

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Microsoft Edgeのアイコンを抽出するには

Windows10のストアアプリは、インストール場所がわかりにくく探すのがたいへんです。特に標準ブラウザであるMicrosoft Edgeは中でも特別です。

こちらの記事を参考にしてください。

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ファイルの中からアイコンを選ぶ

ファイルを選ぶと下に、そのファイルに含まれているアイコンのサムネイルが出てきます。

目的のアイコンが見つかったら、それをクリックするとこんどは右側の小さなペイン(枠)に大きさの違ういろんなアイコンが出てくることがあります。

Windowsでは、アイコンをいろんなサイズで表示できるように、あらかじめサイズの違うアイコンをいくつか用意してあるんです。

ファイル内のアイコンを表示

ファイルを選択すると中のアイコンが表示されます。

画像ファイルとして保存する

欲しいサイズがあったら、そのアイコンの上を右クリックするとメニューがポップアップして保存できます。

保存方法は3つです。

  • [Save to Icon...]
  • [Save to Bitmap...]
  • [Save to PNG...]

[Save to Icon...]はICO形式で保存します。アイコン画像を編集したいときはこれを選んでください。

[Save to Bitmap...]と[Save to PNG...]は、それぞれビットマップ(BMP)形式とPNG形式の静止画像として保存します。ワープロ文書などで使う場合はどちらで保存しても構いません。

Webページで使用するならPNG形式で保存しましょう。

アイコンを静止画として保存

ほしいサイズを選んで、静止画像として保存します。

 

検索オプションでアイコン入りのファイルを探す

フォルダ内にたくさんのファイルがあって探しにくいときは、左下のペインで検索してみましょう。

検索したいフォルダを選択したら、[File Mask]という項目でフィルタを設定します。
実行ファイルだけ検索したいなら「.exe」、DLLファイルだけなら「.dll」を選んでから下の[START]ボタンをクリックしてください。

[Incude subfolders]チェックボックスにマークしておくと、指定したフォルダだけでなく、その下に含まれるサブフォルダの中もまとめて探してくれます。

検索機能でファイルを抽出

フォルダ指定とフィルタマスクで検索できます

 

アイコンをアイキャッチに使えばわかりやすさがアップ

このように、Icon Explorerを使えば、Windowsやアプリケーションからかんたんにアイコンを取り出せます。

ソフトの操作解説書や動画を作るときにアイキャッチとしていれると、どんなソフトを使っているかひと目でわかります。文書作成のアクセントにぜひ入れてみてください。

もちろん当サイトでもソフトの紹介記事用のアイキャッチ画像を作るのに使っています。

ちなみに、Icon Explorer自体のアイコンは小さいサイズしかないので、この記事でアイキャッチに使うのは諦めました。

 

さらに簡単なツールが欲しかったら

Icon Viewerというエクスプローラー用アドオンツールを使うと、さらに簡単にアイコンを取り出せます。

ただし、いろんなファイルから連続で抽出するような使い方にはちょっとめんどうです。

用途によって使い分けてください。

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