このとき、画像の種類(拡張子)やExif情報をもとに移動先のフォルダーを振り分けることも可能です。
リネーム~移動をまとめて実行できるのでファイル管理がいちだんと楽になりますよ。
この記事の目次
移動/コピーの方法は3タイプ
移動/コピーを行うにはオプション設定の「ファイル移動」タブで「リネーム完了後にファイルを移動する」をチェックしておく必要があります。
デフォルトでオンになっていますが、もし移動ができないときはチェックボックスがマークされているか確認してください。
また「移動ではなくコピーする」をチェックしておくとファイルのコピーになります。
移動の方法は3種類の中から選択します。
「移動方法」でオプションボタンをクリックすると、それぞれに応じた設定フィールドが現われます。
- 拡張子で指定
- フォーマットで指定
- 振り分け機能を使用
移動方法の設定
拡張子で指定
画像、動画、音声、その他の4つのファイルタイプについてそれぞれフォルダーを指定します。
初期状態ではどのフォルダも指定されていないので、ユーザーが任意のフォルダーを登録してください。
フォーマットで指定
リネーム設定で作成したフォーマットを使って移動先フォルダを設定します。
"<MD1>"~"<MD9>"の9つタグに対して割り当てできるので、フォルダーを登録しておきましょう。
移動先フォルダーの登録をすませたら、あとはフォーマットを作成するときに、[タグ挿入]>[移動先フォルダ]メニューで"<MD1>"~"<MD9>"のタグを挿入します。
振り分け機能を使用
Exif情報を元にフォルダーの振り分けを行います。
実際の設定は「振り分け」タブの方で行います。
振り分けの設定
振り分け設定ではExif情報をもとに移動先のフォルダーを自動で振り分けます。
比較対象と比較条件を選択し、比較データには基準になる情報を指定します。
比較対象を「メーカー名」にすることでメーカーごとにフォルダを分けたり、モデル名にすることでカメラの機種ごとに分類できます。
同じように、焦点距離ごとに細かく分類したり、f=35mm以下を広角、105mm以上は望遠というように大まかに分類することも可能です。
ただし「焦点距離が35mmより大きく、かつ、105mm未満」のような複数の条件を組み合わせた設定はできません。
焦点距離以外にも、絞り値をF=8未満と8以上に分けたり、レンズの開放F値ごとに整理するといった使い方ができます。
ただし、すべてのExif情報を使えるわけではなく、ホワイトバランス設定を比較対象に選ぶことはできません。
画像ファイルのサイズや縦横のピクセル数、ファイルサイズなどによる振り分けは可能です。
リネーム&振り分けを一気にやってしまおう
Rexiferでは、このようにファイル名のリネームに加えていろんなパターンでのファイル移動ができることで、デジタル写真の整理が一気にカンタンになります。
移動のためのファイル判定方法も、今回紹介した拡張子で指定、フォーマットで指定、Exif情報を使った判定(振り分け機能)のほかに、以前の記事で紹介したようにセパレーターを使ったタグ指定が可能ですからまさに自由自在という感じです。
ぜひタグの使い方を覚えて使いこなしてください。
Rexiferでのファイル移動と振り分け - まとめ
- リネーム終了後にファイルの移動/コピーができる
- 移動のしかたは、拡張子、フォーマット、振り分け機能の3タイプ
- 振り分け機能ではExif情報を使って移動先を指定できる