Vimiumの基本を知ろう
VimiumはGoogle ChromeでのWebブラウズをキー入力で操作できる拡張機能です。
ChromeにVimiumをインストールするとアドレス入力や検索を行うVomnibarの呼び出しから、ページのスクロール、タブの移動や新規タブの作成などほとんどの操作をキーボードで行えるようになります。
Vimiumが初めての方はまず下の記事からご覧ください。
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キー入力で快適ブラウズ、Chromeの拡張機能Vimium
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今回はVimiumを使ってWebページ内の文字列を検索する方法と、Chrome本体のページ内検索との違いについて紹介します。
この記事の目次
ページ内の検索もVimiumで
アクセスしたページの中で、さらに文字列検索したいときがあります。
Vimiumでは【/】(スラッシュ)キーを使って検索が可能です。
【/】キーを押すとChromeの右下に小さなボックスが現れます。
ここに検索したい文字を入力しましょう。
入力するとページ内で一致した文字列の数を(xx Matches)と教えてくれます。
同時にページ内ではマッチした文字のうちいちばん最初のものがオレンジ色で反転強調表示されます。
検索が終わったらボックスは閉じてもかまいません。【Enter】キーを押しましょう。
次候補へのジャンプ
Vimiumでは、いちど検索キーワードを入力したらページ内検索ボックスは閉じてしまっても構いません。
キーワードはちゃんと記憶されています。
検索を行うのは【n】(小文字エヌ)と【N】(大文字エヌ)です。
【n】キーを押すとページ内でマッチした文字の中から、次の候補へジャンプします。
【N】キーを押した場合は、ひとつ前の候補へジャンプします。
Chromeの検索機能との違い
Google Chromeのページ内検索機能では、【Ctrl】+【F】を押すと検索バーが現れます。
キーワードを入力するとマッチしたすべての文字が反転表示され、【∧】【∨】ボタンで候補を移動できます。
さらにスクロールバー上にマーカーが現れて、マッチした文字がページのどのあたりにあるのかを教えてくれます(クリックでジャンプもできます)。
これはこれで便利なんですが、残念なことに検索バーを表示している間しか使えません。
検索バーが閉じた状態では検索を行うことはできず、次に検索バーを開いたらもういちど検索をやり直す必要があります。また検索履歴機能もありません。
それに対しVimiumの検索機能は、検索バーを閉じた状態で使うので、なんらかの作業をしながら、ときどき次の検索ワードへ飛ぶような使い方に向いています。
つまりChromeの検索機能は見つけ出すことが目的でそこでいちど終了するのに対し、Vimiumの検索は作業の途中で繰り返し使うのに適しています。
メリットを理解して使い分けを
Chromeの検索は見た目にもわかりやすく使いやすいんですが、ブラウザ上で他の作業(コンテンツのコピーとか画像の保存とか)をしながらだと、検索をやりなおす必要があります。
検索が一発で終わればそれでいいんですが、長いコンテンツの中を細かくチェックしていくような使い方ならVimiumのほうが便利でしょう。
双方の利点を理解して使い分けていくのがいいと思います。
Vimiumのページ内検索
- /キーで検索バー表示、nキーで次候補、Nキーで前候補へ移動
- バーが閉じていても、いつでも次候補の検索ができる
Chrome本体のページ内検索
- 【Ctrl】+【F】で検索バー表示、【∨】ボタンで次候補、【∧】ボタンで前候補
- バーを閉じると次候補の検索ができない
- 次にバーを開くともういちど検索のやりなおし