ひんぱんにチェックする情報はデスクトップに貼った付箋にメモしておくと便利ですが、付箋の数が増えてくるとどうしてもじゃまになります。かといって、付箋を視るたびにいちいち起動していたらせっかくの手軽さがだいなしです。
そこで、付箋が多すぎてじゃまになってきたら、ピン留め機能を使いましょう。
タスクバーにピン留めする
Windows10の付箋機能"Sticky Note"では、それぞれの付箋や付箋の一覧(メモのリスト)を個別に閉じることができますが、すべてを閉じるとSticky Note自体が終了してしまうので、とっさにメモをチェックしたり書き込んだりするには不便です。
そういうときは、Sticky Noteをタスクバーにピン留めしておけば必要なときすぐに呼び出すことができます。
クリックで付箋を表示/非表示
ピン留めは起動しているアプリケーションをタスクバーに登録しておく機能です。
ふつうはアプリケーションを終了するとタスクバーから消えてしまいますが、ピン留めしておけば終了してもアイコンが残っているのですぐに起動できます。
ピン留めするには付箋かまたは付箋の一覧を画面に表示している状態で、タスクバーのSticky Noteアイコンを右クリックし、ポップアップメニューから[タスクバーにピン留めする]をクリックしてオンにします。
こうしておけば、付箋を閉じてもタスクバーにはSticky Noteのアイコンが残っているので、見たくなったときすぐに呼び出せます。
タスクバーアイコンをクリックすると付箋を表示し、もういちどクリックすると付箋は隠れるのでじゃまになりません。
ただし、この方法が使えるのは付箋が1枚のときだけです。
付箋が複数あるときはノートの一覧だけ残す
付箋を2枚以上貼っていると、タスクバーのアイコンをクリックしてもタスクバープレビュー(付箋のサムネイル)が表示されるだけで、付箋の表示/非表示切り替えにはなりません。
そういうときはちょっと妥協になりますが、付箋の一覧(メモの一覧)だけを表示するのはどうでしょうか。
ふだんデスクトップに表示するのをメモの一覧だけにしておけば、タスクバーアイコンのクリックでウィンドウの表示/非表示を切り替えられるし、リスト上のサムネイルをダブルクリックして付箋を呼び出せます。
付箋の内容チェックや書き込みが終わったら、付箋のウィンドウは閉じてリストのほうだけ残しておけば、またクリックで表示/非表示を切り替えられます。