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Line6のアンプをパワードスピーカー化するアプリ設定例

エレキギターの練習で最近やっているセッティングを紹介します。

 

簡単にいうと、Fukuzumiの使っているギターアンプ(Line6のSpider V 20 MkII)をパワードスピーカーとして使うための設定です。

 

PCやモバイル機器のアプリでカスタマイズすれば簡単にパワードスピーカー化できます。

センド/リターン端子やパワーアンプイン端子があるアンプだったらこんな設定しなくてもいいんですが、カスタマイズアプリを使ってこんな琴もできますという一例として紹介します。

 

 

アンプシミュレーターをオフにする

Spiderシリーズのアンプは、アンプタイプをプリセットから選ぶだけでなく、Spider Remoteというソフトウェアで好みのアンプモデルやエフェクターを組み合わせられるようになっています。

 

中にはアンプモデルを使用しない"NoAmp"という設定もあり、これを使えばプリアンプ部をバイパスしたいわゆるパワーアンプ・インとして使えそうです。

 

Spider Remote ”NoAmp”設定

Amp設定で”Clean"から"NoAmp"を選択。

 

”NoAmp”設定はアンプタイプ”Clean”の中にあります。

 

アンプとセットになるキャビネットの設定は、”NoAmp"を選んだばあい、自動的に”NoCab”(キャビネットなし)になります。

 

しかし、そこからさらにカスタマイズすることで好みのキャビネットを割り当てられます。

 

Cab設定はいろいろトライしていますが、正直なところ基礎練習のレベルだとどれもたいした違いが感じられません。「特定のフレーズをあのサウンドで弾きたい」となると違ってくるんだと思いますが、初心者のうちはどれでもよさそうです。

 

というわけでいまのところ、ツィードの12インチ1発を選択しています。

 

Spider Remote Cab設定

NoAmpにキャビネットだけ設定する。

 

キャビネットのほかには、マイクの種類とスピーカーのモードを設定できます。

上の図ではギターアンプらしくするために”Classic”モードにしています。

 

 

ボリュームコントロールで出力を制限

Spider Remoteのシグナルチェーンの中にはアンプ設定とは別に独立したボリューム(音量)コントロールがあります。

 

おそらく外付けのボリュームペダルを使うときに音量の調整幅を設定するものだと思いますが、実はこれをアッテネーター的に使うこともできるようです。

 

Spider V 20 MkIIのマスターボリュームはノブを9時の位置より下に絞ると音がショボくて実用になりません。

かといって上げすぎるとご近所迷惑です。

Spider Remote ボリューム設定

ボリュームの最大値を下げる。

 

ところがボリュームコントロールで最大値を抑えてやるとノブを1時や2時辺りまで上げることができ、小音量でも張りのある音が出せるようなりました。

 

これでヘッドフォンを使わずに練習できます。

 

実はヘッドフォンで聴く音がいまのところあまり気にいっていないので、これは助かります。

 

モニターはオーディオインターフェイスから

単にギターを演奏するだけならこれで終わりですが、PCへの録画やライブ配信にも対応できるように、Spider V 20 MkIIのヘッドフォン出力をステレオミニ→モノの分岐ケーブルを使ってオーディオインターフェイスに入力しています。

 

Spider V20 MkIIヘッドフォン出力

右端のヘッドフォン端子から出力する。

 

オーディオインターフェイスにはデスクトップ用のパワードスピーカーを接続してあるので、ギターの音はそっちで鳴らしてもいいのですが、やはり本来のキャビネットから出る音のほうが音圧を感じられて、気分はあがります。

 

深夜などどうしても大きな音を出せないときだけヘッドフォンを使いますが、これもオーディオインターフェイスのヘッドフォン端子に接続します。

 

オーディオI/Fへの接続

オーディオI/Fに通してヘッドフォンでモニター。

 

 

録画やライブ配信しない場合、わざわざオーディオインターフェイスを通すことになりますが、アンプのヘッドフォン端子に直接挿すより、こっちのほうがモニター音量の調整がやりやすくなります。

 

ヘッドフォンの音量をマスタボリュームでコントロールすると音量を小さくしたとき(ノブが9時以下)音がショボくなってしまいます。

ヘッドフォンをあえてオーディオインターフェイスにつなぐことで、アンプのマスターボリュームはできるだけ上げ気味でいい音を出しつつ、ヘッドフォンのモニター音量は適度に抑えることができます。

 

 

ヘッドフォンは以前オーディオテクニカのATH-M40xを使っていましたが、長時間付けていると頭を圧迫してくるので、現在ギター練習用にはAKG のK271 MkIIを使っています。

これは長時間でもぜんぜん頭が痛くならず、長時間の練習も平気です(とはいえほとんどはアンプから音を出していますが)。

 

AKGのヘッドフォンといえば、たしかビートルズも使用していたのでその点でも気分があがりますね。

 

録画はOBS Studioで

練習を録画するときはビデオカメラの映像を、PC上に直接記録しています。

カメラのモニターで観るのは画面が小さいし操作も面倒です。

最初からPCに録画しておけばあとで編集してYouTubeにアップするのも簡単だし、同じセッティングでライブ配信もできます。

録画にはOBS Studioを使用しています。

 

アンプはペダルで代用

ギターアンプをパワードスピーカー化したので、もちろん代わりになるアンプが必要です。

 

実は以前に、VOXのSILKDRIVEという製品を購入してありました。

 

もともとZOOMのG1fourというマルチエフェクターアンプ代わりにしていたんですが、YouTubeのあちこちで「真空管アンプで練習した方がいい」という意見を見かけます。

確かに憧れはあるんですが、既存の真空管アンプは電源オンですぐに音を出すわけにはいかないし、定期的なメンテナンスも必要で扱いがめんどう・・・。

 

そこで新世代真空管として注目の素子、NuTubeを使ったストンプボックス型のプリアンプ/オーバードライブペダルに目を付けました。

 

VOXのValvenergyシリーズは4タイプがリリースされていますが、SILKDRIVEはその中でもフェンダーアンプタイプです。

VOX Valvenergy Silkdrive

これ、一番人気らしく品薄でなかなか手に入らなかったんですが、たまたま入荷のタイミングをチェックしていてうまく入手できました。

 

Valveenergyシリーズはどれも3つのモードがあって、エフェクター/プリアンプ/キャビネットシミュレーター付きのアンプシミュレーターとして使えます。

つまりこのペダルをプリアンプにして、パワードスピーカー化したSpider V 20 MkIIのほうにつないでしまおうというわけです。

 

プリアンプモードの接続設定はこんな感じです(メーカー公式画像お借りしてます)。

 

Vox Valvenergy プリアンプモード

 

上の図のように本来はギターアンプのリターン端子に接続するわけですが、今回はパワードスピーカー化してあるのでふつうにギターのインプット端子につなぎます(そもそも、Spider V 20 MkIIにはリターン端子がありません)。

 

プリアンプ

オーバードライブ→プリアンプ→ルーパーからインプット端子に入力している。

 

もとはSILKDRIVEの入力をG1fourへ入力し、そこでキャビネットシミュレーターを通した音を、ヘッドフォンで聴いていました。

 

CabSim&エフェクター付きパワードスピーカーを実現

こうして真空管プリアンプ+パワードスピーカーという組み合わせが実現しました。

 

しかもこのパワードスピーカーには、キャビネットシミュレーターやディレイ、コーラス、ピッチシフター、リバーブなどかなりたくさんのエフェクターが搭載されています。

 

あとは不満と言えばIRローダーの機能がないのと、スピーカーサイズが小ぶり(8インチ)というところでしょうか(できれば12インチ、せめて10インチぐらいほしいところです)。

 

IRローダーについては別途単体製品を追加して補うことも可能です。

その場合、Cab設定のほうは"NoCab”にすることになります。

 

今回はLine6製品を例に紹介しましたが、他社でも同様に設定が可能なものがありそうです。

参考にしていただけたら幸いです。

 

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BOSSのKATANAシリーズやLine6のCatalystだったら、パワーアンプイン端子があるので簡単ですね。

 

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