ロックのしかたにもいろいろあるので知っておくと便利です。
スリープで自動ロック
まずは基本中の基本から。
パソコンを一定時間使用しないと、画面の電源を切り、さらにスリープ状態に入ります。
このスリープ状態から復帰するときにパスワード入力が必用です。
任意にロックコマンドを実行
スリープ状態に入るまで待たずに、その場ですぐにロックしたいこともあります。
そのばあいは、スタート画面のアカウントアイコン部分をクリックすると、ポップアップメニューからすぐにロック可能です。
Windowsを一発ロックするキーボードショートカット
急いでいるときはスタート画面から電源オプションを操作するよりも、キーボードショートカットを使って即座にロックしたほうが便利です。
パソコンをロックするには【Win】キーを押しながら【L】キーを押します。
ロックの”L”と覚えればいいので簡単ですね。
キーボードショートカット
【Win】+【L】
スマホなどを使ってロック
Windowsパソコンとペアリングされているスマートフォンなどを使って自動でロックすることもできます。
これを動的ロックといいます。
具体的にはBluetooth接続したスマートフォンなどのデバイスが接続範囲外に出たときに自動でロックがかかります。
この機能を使うには「設定」アプリのアカウントでサインイン オプションを使用します。
サインインオプションの入ると”追加の設定”の中に「動的ロック」という項目があるので、折り畳まれている項目を展開しその場にいないときにWindowsでデバイスを自動的にロックすることを許可するというチェックボックスをオンにしましょう。
あとはBluetooth機能を有効にし、スマートフォンをペアリングしておけばOK。
スマートフォンをもって席を離れると、Bluetooth接続が切れたときにそれを感知して、Windowsが自動的にロックされます。
Win10のほうが判りやすい
動的ロックとだけ書かれてもなんのことかわからない人も多いんではないでしょうか。
実はWindows10では説明が判りやすくなっています。
むしろロックをしたくない
自宅で完全に個人用として使っているパソコンのばあい、省電力目的でスリープさせてもパスワードロックまではいらないというケースもあります。
そんなときは、パスワードロック機能を無効化してしまいましょう。
おなじくサインイン オプションの中で”追加の設定”のすぐ上に、しばらく操作しなかった場合に、もう一度Windowsへのサインインを求めるタイミングという項目があります。
デフォルトではこの設定が”PCのスリープを解除する時間”になっているので、これを”常にオフ”に切り替えましょう。