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Syncroomで演奏するための接続設定例 - TASCAM US-4×4HR

TASCAM のオーディオインターフェイスUS-4×4HRを使ってSyncroomでオンラインセッションを楽しむための設定例を紹介します。

 

ギターアンプやマルチエフェクターを通した音を入力するばあい、US-4×4HR本体で演奏音をダイレクトモニタリングできるので、Syncroom側ではモニタリングしないようにするのがポイントです。

 

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SyncroomのUS-4X4HR用設定

オーディオデバイス

Syncroomの設定画面を開き、「オーディオデバイス」のところで”ASIO"と”US-HR Series ASIO”を選択します。

 

Syncroom US-4×4HR ドライバ設定

ドライバー設定とチャンネルの指定。

 

 

入力チャンネル

前回の記事で紹介したとおり、ボーカル用のマイクをIN1(チャンネル1)に入力し、ギターの音はマルチエフェクターを通ってステレオ分岐ケーブルでIN3とIN4に入力しています。

 

したがって入力チャンネルは3と4に設定し、「ステレオ入力として扱う」チェックボックスをオンにします。

さらに拡張入力チャンネルとして1を設定。これがボーカル用チャンネルとなります。

 

 

入力のモニタリング

「入力のモニタリング」は自分の声や演奏をどのように聴くかの設定です。

 

US-4✕4HRでダイレクトモニター機能を使っているので、パソコン(Syncroom)を通った音は聞く必要がありません。

そこで、ここは「モニタリングしない」を選択しておきます。

Syncroom US-4×4HR モニタリング設定

入力のモニタリングはしない。

 

もし「モニタリングする」を選択すると、ダイレクトモニターの音とSyncroomを通った音が2重に聞こえて不自然になります。

 

 

モニターバランスの設定

US-4✕4HRに入力した音(ボーカルとギター)とSyncroomから流れてくる他のセッションメンバーの音の両方を聞く必要があるので、それに応じてモニターバランスの音量を設定します。

 

自分の音を主に聞きたかったらノブをINPUT側寄り、他メンバーの音を主に聞きたかったらCOMPUTER側寄りで適当なバランス位置を探します。

INPUT側に振り切ると他メンバーの演奏が聞こえないし、逆にCOMPUTER側に振り切ると自分の音が聞こえないので、その中間にセットしましょう。

 

Syncroom US-4×4HR ダイレクトモニタリング設定例

ダイレクトモニタリング用のセッティング。

 

 

参考 ー モニタリングが必要なばあい

ギター側(アンプ、エフェクターを含む)の設定によってはモニタリングする必要があるばあいもあります。

 

今回紹介している設定では、すでにマルチエフェクターで音作りをした状態のサウンドをダイレクトモニター機能で聴いているため、Syncroomではモニタリングの必要はありません。

 

これに対し、ソフトウェアのアンプシミュレーターで音を作るばあいは事情が異なります。

ソフトウェアで音を作るばあい、US-4✕4HRのダイレクトモニターではギターからのナマの信号を聞くことになり、ギターサウンドとはいえません。

 

この場合は、アンプシミュレーターソフトからSyncroomを通った音をモニタリングしてやる必要があります。

 

 

レベルメーターとモニタリングの関係

Syncroomの画面にはセッションに参加しているメンバーそれぞれの音量が表示され、バランスを調整できます。

 

このうち、自分のレベルメーターについては混乱しやすいところがあるので注意が必要です。

 

まず、自分のレベルメーターが反応するのは「モニタリングあり」に設定したときだけだと覚えておきましょう。

 

どういうことかというと、レベルメーターに表示されているのは、Syncroomを通った音だからです。

「モニタリングしない」を選んだ場合、自分はSyncroomを通った音を聴いていないので、レベルメーターが反応しないわけです。

 

モニタリングしないばあい

モニタリングしない場合レベルメーターは動かない。

 

 

逆に「モニタリングする」を選んだばあい、Syncroomを通った音を聴いているので、自分のレベルメーターも反応します。

 

モニタリングするばあい

モニタリングするとレベルゲージが動く。

 

 

というわけで「モニタリングしない」を選んだとき、自分の分だけレベルメーターが反応しないのは正常です。

「インプット」のメーターが反応していれば、ほかのメンバーには自分の歌や演奏がちゃんと届いているので安心してください。

 

また、マスターアウトのレベルメーターも、「モニタリングしない」のときは自分の声や演奏には反応しません。

マスターアウトも反応しないのはちょっと不安になりますが、これはそういう仕様だと割り切りましょう。

 

Syncroomに慣れていないと、自分のレベルメーターだけ動かないのはとても不安というか、不審に思うでしょうが、ダイレクトモニター機能があるオーディオインターフェイスを使っているなら、むしろそれが正常なので心配の必要はありません。

 

 

 

おまけ - OBS Studioと連携するばあい

Syncroomだけだとセッション参加メンバーしか音を聴けません。

そこで、いずれはセッションのようすをライブ配信したいと考えています(自分が演奏するのではなく、ホストとして配信をコントロールする役)。

 

そこでライブ配信ソフトの定番、OBS Studioを使ってライブ配信でSyncroomの音を流す方法も紹介します。

 

設定は簡単で、OBS Studioの音声設定にSyncroomのドライバを割り当てるだけです。

 

設定画面を開き、「音声」タブでグローバル音声デバイスの中の「マイク音声」を”ライン(Yamaha SYNCROOM Driver(WDM))”に設定します。

OBS Studioオーディオ設定

グローバル設定でSyncroomドライバーを選択。

 

 

設定するとメイン画面の音声ミキサーに「マイク」というメーターが追加されます(スクリーンショットでは「マイク(Syncroom)」という名前にリネームしてあります)。

 

このようにグローバル音声デバイスに設定することで、シーンに関係なく全シーンに共通の音声入力設定となります。

そのため「ソース」のほうには音声入力キャプチャーの設定は不要です。

OBS Studio オーディオ設定例2

シーンに関係なく共通のオーディオ設定。

 

 

 

US-4X4HRのSyncroom用設定ーまとめ

SyncroomでUS-4×4HRを使うときのポイント

  • ドライバーはASIOを選択
  • アンプで作った音を入力するばあい、Syncroomではモニタリングしない
  • US-4×4HRでモニタリングの音量バランスを調整
  • スピーカーへの出力はせずヘッドフォンで聴く(ハウリング防止)

 

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