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GoogleタグマネージャーでGA4タグを設定してみた

前回の記事に引き続き、Googleアナリティクス4(GA4)の設定です。

今回はGoogleタグマネージャーにGA4のIDを設定して、実際にサイトの計測をできるようにします。

Googleタグマネージャーに慣れている人であれば、特に気にするようなところはありません。

 

【準備】GA4のIDをコピーしておく

前回紹介した方法をもとに、Googleアナリティクス4の測定IDをコピーしておきましょう。

Googleアナリティクス4 設定8

GA4プロパティの詳細画面。

 

 

 

タグマネージャーで対象サイトを選択

Googleタグマネージャーにアクセスします。

 

Googleアナリティクス4_タグマネージャー設定01

Googleタグマネージャーにログイン。

 

[タグマネージャーにログイン]をクリックしてアカウントに入ります。

 

ここでは、私(Fukuzumi)が管理しているサイトの一覧が表示されているので、今回タグを設定したいサイトをクリック。

サイトのタグ管理画面に移ります。

Googleアナリティクス4_タグマネージャー設定02

登録済みサイトからタグを設定するのを選択。

 

新しいタグを登録する

タグマネージャーの管理画面で、左上にある[新しいタグ]のブロックをクリックします。

 

Googleアナリティクス4_タグマネージャー設定03

新しいタグを追加する。

 

空白の画面が現れます。

上段がタグの設定、下段がトリガーの設定です。

Googleアナリティクス4_タグマネージャー設定04

空白のタグ設定画面。

 

 

まず、上段でGA4のタグを登録します。

 

「タグの設定」ブロックの上をクリックすると、タグの種類を選択するパネルが現れます。

「おすすめ」リストの中に「Googleアナリティクス:GA4設定」というのがあるのでこれをクリック。

 

Googleアナリティクス4_タグマネージャー設定05

Googleアナリティクス4用の設定を選ぶ。

 

すると、GA4用の設定画面が現れるのでコピーしておいた測定IDをここへペーストします。

Googleアナリティクス4_タグマネージャー設定06

コピーしておいたGA4の測定IDを貼り付ける。

 

タグの基本的な設定はこれだけです。

 

トリガーを追加する

続いて、下のブロックでトリガーを指定します。

トリガーブロック上をクリックすると、「トリガーの選択」パネルが現れます。

 

Googleアナリティクス4_タグマネージャー設定07

タグが動作するためのトリガーを設定。

 

All Pages”をクリックすると、トリガーが設定されました。

Googleアナリティクス4_タグマネージャー設定08

タグとトリガーを設定した状態。

 

[保存]をクリックしてGA4用のタグを登録します。

 

タグ名を指定するダイアログボックスが現れるので適当な名前をつけましょう。

デフォルトでは”Google アナリティクス GA4 設定" となります。

Googleアナリティクス4_タグマネージャー設定09

タグに判りやすい名前をつけておく。

 

タグのプレビュー

タグマネージャーの管理画面に戻ってきました。

Googleアナリティクス4_タグマネージャー設定10

タグ設定後(公開前)の画面。

 

「現在編集中」のところで、”追加済みの数”が1になっています。

 

この設定で動作するかプレビューで確認しましょう。

管理画面の右上にある[プレビュー]をクリックして、プレビューモードに入ります。

 

ダイアログボックスが現れるので、テキストボックスにサイトのURLを入力して[Connect]をクリックしましょう。

Googleアナリティクス4_タグマネージャー設定11

プレビューしたいサイトのアドレスを入力。

 

新しいタブが開いて、指定したサイトを読み込みます。

Tag Assistant”という小さなポップアップウィンドウが表示されていたら、タグが問題なく設置されています。

 

Googleアナリティクス4_タグマネージャー設定12

サイト上でタグの動作を確認する。

 

タグを公開する

Googleタグマネージャーの画面に戻って、編集状態だったタグを実際に公開します。

Googleアナリティクス4_タグマネージャー設定13

タグを公開状態にする。

 

すでに登録してあったタグに変更を加えたので、バージョン名と説明を記入します。

Googleアナリティクス4_タグマネージャー設定14

バージョン名と説明を入力する。

 

 

[公開]をクリックすると、GA4用のタグを追加した新しいバージョンが公開され、実際にアクセスログを収集できる状態になります。

 

タグマネージャーの画面は「バージョン」タブに切り替わり、作成日や公開日などの概要が表示されます。

Googleアナリティクス4_タグマネージャー設定15

バージョンの状態が表示される。

 

 

「ワークスペース」タブに切り替えると、「公開中のバージョン」が更新されています。

Googleアナリティクス4_タグマネージャー設定16

バージョンがあがっている。

 

 

GA4の解析データを表示する

最後に、GA4で収集したデータを実際に観てみましょう。

 

Googleアナリティクスの画面を開くと、これまでのユニバーサルアナリティクスで収集してきたレポートが表示されています。

Googleアナリティクス4_タグマネージャー設定17

従来のGoogleアナリティクス画面。

 

 

レポートの上部にあるボタンをクリックして、リストを表示します。

Googleアナリティクス4_タグマネージャー設定18

GA4用のプロファイルに切り替える。

 

新たに作成したプロパティ(末尾に " - GA4”という名前がついています)を選択すると、GA4タグで収集したレポートが表示されます。

Googleアナリティクス4_タグマネージャー設定19

Googleアナリティクス4のレポート画面。

 

このように、プロパティを選択することで、これまでユニバーサルアナリティクスで収集してきたアクセス解析データと、新たにGA4で収集したデータを切り替えられます。

 

タグマネージャーの便利さを痛感

Googleタグマネージャーは使い始めこそすごく煩わしく感じられるものの、今回のように新しいタグを追加するような場面では圧倒的に楽だというのが実感できました。

 

私のばあい複数のサイトを管理していますが、それぞれのプロファイルにGA4の管理IDを追加するだけですし、タグマネージャーの設置そのものはWordPressのプラグインを使っているので、とても簡単です。

 

まだ、Googleタグマネージャーを使っていない方は、GA4への切り替え前にまずタグマネージャーの方を導入してみてはいかがでしょうか。

 

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