ちょっとしたコツですが覚えておくと、慌てずにすみますよ。
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ある種のIMEは自由にオン/オフできない?
Windows11にアップグレードして1週間ほど経ちました。
いちばん最初にびっくりしたのは、スタートメニューにアプリケーションリストが表示されなくて、もうひと手間かかるようになったこと。
これについては、すでに記事で紹介しました。
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それにもともとOpen-Shellを入れてクラシックスタイルで使うので問題はありません。
もうひとつが、IME(インプットメソッドエディタ)つまり日本語入力機能のオン/オフを自由に切り替えられないという点です。
古いATOKは要注意!?
うちのメインPCでは日本語入力にATOKのちょっと古いバージョンを使っています。
ところが、Windows11にアップグレードしてからは、これまでのように自由に日本語入力のオン/オフを切り替えられなくなりました。
英語キーボードを使っていて、さらに【右Alt】キーで日本語入力のオン/オフを操作できるようにしてあるんですが、これがふだんは効きません。
Windows10までは、いつでも切り替えられたので、テキストエディタなどで入力作業をするときはまずIMEをオンにしておいてからアプリケーションを操作したり、ブラウザに切り替えてキーワード検索といった手順でよく使っていました。
ところが、Windows11になってからはこれが使えません。
マウス操作でウィンドウを切り替えてからIMEをオン、とやっても切り替わらないので最初は困り果ててしまいました。
Microsoft IMEならだいじょうぶ・・・とも言えない
ちなみに、Windows純正のMicrosoft IMEではこんなことは起こりません。
・・・と、最初は思ったのですがどうやらそういうわけでもないようで、あるときは普通に切り替えできたり、またあるときは切り替えできなかったりします。
最初(この現象を)意識してチェックしたときは、ふつうに切り替えできていたんですが、なんどか繰り返しているうちに、やはり切り替えができなくなることがあるのを確認しました。
もちろん、うちのパソコンに限った特殊な現象かもしれません。
解決方法は意外・・・なのか当たり前・・・なのか
ところがしばらく使っているうちに、この現象、実は実用上は気にしなくていいというのがわかってきました。
解決方法は簡単で、先に検索ボックスやアプリケーションの入力フィールドを選択しておけばいいのです。
ここさえ分かっていれば、実用上の問題はまったくないわけです。
ちなみに、システムトレイアイコンをクリックしたばあい、Microsoft IMEだと確実にオン/オフ切り替えができるようですが、ATOKのほうは動いてくれません。
どっちにしろタイピングのたびにまずマウスに持ち替えるというのは私にとっては論外なので、キー入力で切り替え操作できるのは絶対条件です。
入力したい対象を先に選んでおけば問題なし
最初は、動作チェックのつもりでIMEのオン/オフだけやろうとしてうまくいかなかったので思いっきり焦ってしまいましたが、実際にテキスト入力する状態になれば問題ないとわかってひと安心です。
案外、パソコン慣れしていない人のほうが自然になじめるかもしれませんね。
テキスト入力の対象を先に選択しておくという手順はある意味オブジェクト指向的とも考えられます。
みなさんも慌てず対処してください。