PowerToysの新バージョン(0.20.0)で追加されたカラーピッカーについて紹介します。
Webページ用グラフィックの作成などで役立つ機能です。
PowerToysの概要は以前の記事で紹介しているので、初めての方はそちらからご覧ください。
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この記事の目次
デスクトップの色情報を取得
Color Pickerは、デスクトップに表示されている色の情報を16進数やRGB値で表示します。
マウスポインタで指示した座標の色情報をポインタのすぐ脇に表示するので、写真矢イラストからアイコンまで画面に表示されているものだったらどんな色でも調べることができます。
表示した色情報はクリップボードにコピーできます。
Color Pickerの使い方
キーボードショートカットで起動します。
キーボードショートカット
【Win】+【Shift】+【C】
マウスポインターの近くに色情報と色のサンプルが現われ、ポインターを移動すれば色の情報も変化します。
【Esc】キーを押すか、画面上のどこかをクリックするとカラーピッカーは終了します。
クリックすれば閉じるので、ほかの動作を妨げることはありません。
色情報のコピー
マウスの左ボタンをクリックした時点で、色情報をクリップボードにコピーしているので、そのまま他のアプリケーションに貼り付けることができます。
コピーのつもりで【Ctrl】+【C】を押すと白(#FFFFFFまたは255,255,255)の情報がクリップボードにコピーされるだけなので意味はありません。
Color Pickerの設定
PowerToysの設定画面で、Color Pickerの設定を変更できます。
Color Picker自体の機能を無効化することも可能です。
Open Color Picker
カラーピッカーを起動するためのキーボードショートカット設定です。
キー割り当てをカスタマイズするばあい、フィールド内をマウスでクリックしておいてキーを押します。
色情報の表示方法を指定します。16進数またはRGB値のどちらかを選択します。
クリップボードに転送される色情報もここで選択した形式になります。
Webデザインやブログテーマのカスタマイズに
色情報を調べることで、Webページの色指定やイラストの制作などの役に立ちます。
色彩に関する心理学を応用したWebマーケティングなんかにも役立つのではないでしょうか。
Color Picker - まとめ
- 【Win】+【Shift】+【C】で起動
- マウスポインタ位置の色情報をその場で表示
- 16進数とRGB値の2種類の表示方法を選べる
- 左クリックでクリップボードに色情報をコピーできる
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