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迷惑メール送信を防ぐreCAPTCHAのセットアップ手順を紹介

WordPressのメールフォームを悪用する迷惑メールをシャットアウトする、セキュリティツールの導入方法について連続2回で紹介しています。

前回の記事では、Contact Form 7とreCAPTCHA v3の組み合わせによる迷惑メール対策の概要について紹介しました。まだご覧いただいていない方は、ぜひそちらを先にお読みください

迷惑メール防止
WordPressサイトの迷惑メール対策が超簡単だった!

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フォーム送信ができない?

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2021年1月

ContactForm7でフォームメールが送れない問題

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Contact Form 7とreCAPTCHA v3を組み合わせる

今回は実際の導入手順について説明します。なおreCAPTCHAを導入するにあたっては事前に次のふたつが必要です。

  • WordPressにContact Form 7をインストールする
  • Googleアカウントを取得する

今回の記事では統合の方法に的を絞り、このふたつについては割愛します。

では行ってみましょう!

 

reCAPTCHAのキーを取得する

step
1
WordPressからreCAPTCHAのページを呼び出す

WordPressにContact Form 7をインストールしたらサイドメニューの[お問い合わせ]から[インテグレーション]を選択します。

reCAPTCHA設定手順解説#01

[お問い合わせ]メニューから[インテグレーション]を選択します

インテグレーション画面のふたつの項目のうち、下のブロックがreCAPTCHAの設定です。ブロックの右上にあるリンクをクリックするとGoogleのreCAPTCHAページへ移動します。

reCAPTCHA設定手順解説#02

reCAPTCHAグループで右上のリンクをクリックします。

step
2
reCAPTCHAの管理画面にログイン

reCAPTCHAのページへ進んだら右上のボタンをクリックしてGoogleアカウントでログインします。まだGoogleアカウントをもっていない人は、その場でアカウントを作成してからログインしてください。

reCAPTCHA設定手順解説#03

reCAPTCHAページ右上のボタンをクリックして管理画面に入ります。

step
3
CAPTCHA設定を新規作成

管理画面に入ったらメニューの右側にある[+]ボタンをクリックしてreCAPTCHAの設定を新規作成します。なお下の画面では、すでにreCAPTCHAをひとつ作成してあるので、設定済みのサイト名や合計リクエスト数などが表示されています。
初めて作成するときはもちろんこれらは表示されません。

reCAPTCHA設定手順解説#04

[+]ボタンをクリックして設定を追加します。

step
4
サイトの情報を登録する

サイト登録画面では次の5つを設定します。

ラベル
サイトにわかりやすい名前をつけます

reCAPTHA タイプ
今回はreCAPTCHA v3(バージョン3)を選びます。

ドメイン
reCAPTCHAを指定したいサイトのドメインを入力します。

オーナー
自分のメールアドレスを入力します。

以上を入力したらreCAPTCHA 利用規約に同意するにチェックを入れて登録します。

reCAPTCHA設定手順解説#04

reCAPTCHAのバージョンや設定するサイトを指定します。

step
5
表示されたキーをコピーする

すると次の画面でサイトキーとシークレットキーのふたつが表示されます。左側あるリンクを使ってキーをコピーしてください。

reCAPTCHA設定手順解説#05

2種類のキーが表示されます。それぞれをコピーして登録します。

クリップボード履歴を使っている方は連続コピーで構いません。通常のクリップボードを使ている場合は、まずサイトキーをコピーし、次のステップでいったん貼り付けを行ってから、もういちどreCAPTCHA画面へ戻ってまたコピーしてください。

発行されたreCAPTCHAキーをWordPressに登録する

reCAPTCHAのキーが発行されたら、WordPress(Contact Form 7のインテグレーション画面)に戻って貼り付けを行います。

step
6
WordPressに戻ってインテグレーション設定画面を開く

先ほど開いたインテグレーションの画面がそのまま残っていると思うので、reCAPTCHAのほうの[インテグレーションのセットアップ]をクリックします。

reCAPTCHA設定手順解説#06

[インテグレーションのセットアップ]をクリックします。

step
7
ふたつのキーをそれぞれ貼り付ける

サイトキー、シークレットキーのふたつのフィールドに、それぞれreCAPTCHA管理画面で発行されたキーを貼り付けて保存します。

reCAPTCHA設定手順解説#07

ふたつのキーをそれぞれペーストして保存します。

reCAPTCHAをインテグレーションして迷惑メールを防ごう!

以上であなたのWordPressサイトにreCAPTCHAが設定されました。

セットアップが終わったら、試しに自分のメールアドレス宛にテスト送信してみましょう。

繰り返しになりますが、実際にメールフォームを使うときはreCAPTCHAの画面を目にすることも、操作する必要もありません。

 

もともとCAPTCHAを使った画像認証セキュリティは、利用者つまりあなたのホームページを見て問い合わせメールを送りたいと思った人が、送信を実行するときに使うものです。

しかしVer.3ではもはやreCAPTCHAの画面を表示することもなく、メールを送ろうとしているのがちゃんとした訪問者なのか、それとも迷惑メールを送りつけようとする悪質なロボット(プログラム)なのかを自動判定してくれます。

reCAPTHCA画面が表示されなくなれば利用者の手間がひとつ減るので、その分、気軽にメールを送ってもらえそうです。特にパソコンに苦手意識があった人にとっては、心理的な煩わしさを和らげる効果がありそうですね。

一方、サイト運営者にとっても、問い合わせや資料申し込みなどコンバージョンの改善につながる可能性が見込めそうです。

WordPressでサイトを構築しているのなら、ぜひContact Form 7とreCAPTCHA v3をインテグレーションしてみましょう。

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