マイクロソフト公認(?)のWindowsパワーアップツール集PowerToysがアップデートして、バージョン0.27.0になりました。
新たな機能の追加はありませんが、細かいアップデートが行われています。
この記事の目次
V0.27.0のアップデート内容
前回のバージョンアップ(V0.25.0)では日本語化という大きな変化がありましたが、今回のアップデートは比較的小規模なものになっています。
全般
カラーピッカー
色情報を取得したあとの動作が、ふたつ追加されました。
従来はカラーコードをクリップボードへ転送するだけでしたが、クリップボードへ転送したあとカラーエディターを起動するモードとカラーエディターを起動するモードの計3つから動作を選択できます。
そのほかに、カラーコードのフォーマットも追加されて計9種類から選べるようになりました。
ただし、カラーピッカーの画面のみは英語表記に戻ってしまいました。
バージョンアップに伴う一時的な措置で、いずれはまた日本語化されるものと思われます。
FancyZones
オプション設定に多少変更がありました。
「マルチスクリーン環境でエディターを起動するときに、フォーカスする代わりにマウスカーソルの動きを追います」という項目が追加されたようです。
レイアウトエディターの画面も若干レイアウトが変わったほか、レイアウトのテンプレート名が日本語化されています。
Image Resizer
インターフェイスが一部変更されたようですが、大きな違いは見当たりません。
PowerToys Run
未使用だった項目?(unused dependencies)が削除されたようです。
Power Rename
”Added Lookbehind support via Boost library"となっていますが、詳細はわかりません。
今後のアップデートにも期待
今回エクスプローラー、Keyboard Manager、Shortcut Guideの3つには変更はないようです。
PowerToysはけっこう短いスパンでいろいろ更新されていて、Windowsがだんだん便利になっていきますね。
バージョンナンバーがまだまだ0.27.0ということで、この先もいろいろアップデートが期待できそうです。