Lhaplus(ラプラス)での書庫ファイル操作に慣れてきたら、もっと使いやすくなるように設定をカスタマイズしてみましょう。
たくさんのオプション設定の中から、ここでは書庫ファイルの作成場所や展開場所を変更する方法、LZH形式の書庫ファイルを作成する方法など代表的な4つのオプションを紹介します。
この4つのオプションを使いこなせれば書庫管理がさらに便利になります。
この記事の目次
Lhaplusのオプション設定画面を開く
書庫ファイルの作成先や書庫ファイル名の付け方など、基本的な設定をカスタマイズできます。
スタートメニューからLhaplusを起動すると、設定画面が表示されます。
書庫ファイルの展開先フォルダを変更する
初期状態では、書庫ファイルを展開すると中のファイルはデスクトップに復元されます。
これを、書庫ファイルと同じフォルダに展開したり、展開するたびにそのつど指定するようにカスタマイズできます。
初期設定では、[解凍設定1]タブの「解凍先フォルダ」で[指定したフォルダ]が選択されています。フォルダの指定は空欄になっているため、デスクトップがデフォルトの展開先になります。
書庫ファイルと同じフォルダに展開したい場合は、[アーカイブファイルと同じフォルダ]を選択します。
[解凍時に指定する]を選ぶと、展開を実行するたびにフォルダを指定することができます。
書庫ファイルを作成するフォルダを変更
初期状態では、書庫ファイルはデスクトップに作成されます。
書庫ファイルの作成場所を指定したい場合は[圧縮設定1]タブで設定を行います。
デスクトップ以外に作成したいときは、[指定したフォルダ]にフォルダを指定します。
[圧縮時に指定する]を選んだ場合、書庫ファイルを作成するたびに作成場所を指定します。
書庫ファイル名の付け方
初期状態では、選択したファイルの名前がそのまま書庫ファイル名となります。
複数のファイルを選択して書庫化する場合は、最初のファイル名が使われます。
オプションで[圧縮時にファイル名を指定する]を選ぶと、書庫を作成するつど任意のファイル名をつけることができます。
LZH形式の書庫を作成する
ZIP形式以外に、LZH形式の書庫ファイルを作成したいときは[関連付け/シェル]タブ内の「[圧縮]のサブメニュー項目」で[LZH]にチェックしましょう。
次に圧縮を行うとき、サブメニューからLZH形式を選べるようになっています。
なおLZH形式書庫ファイルの展開については、インストール直後の状態ですでに設定されているから、カスタマイズの必要はありません。
まずはどんなオプションがあるかを知ること
以上、Lhaplusのオプションの中でも最もベーシックな4項目のカスタマイズについて紹介しました。
- 書庫の展開(解凍)先フォルダ
- 書庫の作成(圧縮)先フォルダ
- 書庫ファイルの命名規則
- LZH形式での書庫作成
ベーシックなだけに、この4つをカスタマイズしておけば、ぐっと便利になります。しいていうと4つめのLZH形式書庫の作成は、ひょっとしたらあまり使う機会がないかもしれませんが、ほかの3つは絶対に要チェックですよ。
結果的に変更しなくてもいいかもしれませんが、こういうオプションがあることだけはぜひ覚えておいてください。
書庫ファイルを使いこなせば、ファイル管理がぐんとスマートになるのでLhaplusに慣れたらぜひ試してみましょう。