TP-Link Archer C6)の管理画面を開いたらファームウェアのアップデート通知が目に留まったので、手順を解説します。
といっても、非常に簡単なんで注意すべきところは特にありませんが。
は以前紹介しているので、今回はパソコンからのアップデートを例に説明します。
この記事の目次
Webブラウザを起動してオムニバーにアドレスバーに”tplinkwifi.net"と入力します。
今回Fukuzumiのばあいはネットワーク接続(DNS)に問題がありこのアドレスではアクセスできなかったので、代わりにIPアドレス”192.168.0.1"を入力しました。
パスワード入力を求められるので、購入後に設定した管理用パスワードを使ってログインしましょう。
アップデート情報をチェック
ログインすると管理画面右上の更新アイコンに通知があるのでクリックします。
"詳細設定"タブの「システムツール」画面に切り替わり、「機器の情報」に現在のファームウェアバージョンが表示されています。
さらにオンライン アップグレードのところに最新ファームウェアの情報があります。
今回の例では既存のファームウェアが"バージョン1.2.2 Build 20191223 rel55392”で、新バージョンは”1.3.0 Build 20200402"でした。2020年4月初めにリリースされていたようです。
詳細情報を見るとだいたい次のような内容です。
すれば日本語の説明があります。
変更とバグフィックス
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ローミング中の接続安定性を改善
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DHCPへのリクエストが頻発することで接続が切断される問題を解消
注意事項
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ハードウェアはArcher C6日本版のV2用
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いったんアップデートしたらダウングレードはできない
以上を確認したら[アップグレード]ボタンをクリックします。
アップデートを実行する
[アップグレード]をクリックすると確認のダイアログボックスが出るので[はい]をクリックします。
唯一気を付けるとしたらここです。
ふたつ並んだボタンのうち[はい]が右側で、[いいえ]が左なのとどちらも色が同じなので、うっかりふつうの感覚で操作していると[いいえ]をクリックしてしまいそうです。
ここは注意しましょう。
[はい]をクリックするとまずファームウェアのダウンロードが始まります。ダウンロードが終わると続いて自動的にアップデートが行われます。
メッセージにもあるとおり、この間はルーターの電源を切ったり管理画面の操作をしたりしないで、しばらく待ちましょう。
アップデートが終わるとルーターが自動で再起動します。
この間はただ待っているだけです。
アップデートの確認
アップデートが完了してArcher C6の再起動まで終わったら、正常にアップデートされたか管理画面で確認してみましょう。
管理画面にログインすると、実はブラウザのいちばん下にあるグレイの半透明帯部分にファームウェアとハードウェアのバージョンが書かれています。
今回はこれだけでもアップデートしたことがわかりますが、念のため最新バージョンの確認方法も知っておきましょう。
「詳細設定」タブをクリックすると、左のメニュー項目が増えるので、いちばん下にある「システムツール」グループを開いて、上から4つめにある「ファームウェア アップグレード」をクリックします。
「機器の情報」を見るとファームウェア バージョンが1.3.0 Build 2020402 rel52000になっていました。
「オンライン アップグレード」のほうを見ても、最新バージョンと一致しています。
これで最新版にアップグレードしたのを確認できました。
たまにはルーターの設定も確認してみよう
以前は確かファームウェアのファイルをダウンロードしてから作業を行う必要があり、それがめんどうなのでスマホアプリ”Tether”からのアップデートを紹介したのですが、現在ではPCでもブラウザから簡単にアップデートできるようになっています。
ふだんルーターの管理画面を見ることはなかなかないでしょうが、この機会にぜひ自分のルーターも確認してみてください。
機能が追加されていたり、安定性が向上してより快適になっているかもしれませんよ。