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できの悪いスタートメニューを少しでも賢く使う

Windows10のスタートメニューからふつうにアプリを起動するのは、それだけで時間のムダ。

作業効率を落としています。

目的のプログラムを少しでも早く開くための小技を紹介します。

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延々スクロールはめんどうだ!

Windows10のスタートメニューは、いろんなプログラムが頭文字順に並んでいて、整然としているといえばいえますが、素早く起動するには向いていませんよね。

TとかRとかの文字で始まるアプリケーションや日本語名のアプリケーションを起動するにはひたすらスクロールしないと行けないし、いそいでいれば見落としもしやすくなります。

なにより、名前の先頭がどんな文字だったか覚えていないといけません。

Win10 スタートメニュー

スタートメニューは操作効率が悪い

 

こんなムダなものはさっさと捨てましょう!といいたいところですが、そういうわけにもいきません。

そんなとき、少しでも早く目的のプログラムを開くワザがあります。

 

ラベル文字をクリックしよう

スタートメニューを開いたら、各プログラムの頭文字になる"A"や”B”のラベル文字があります。

名前が数字で始まるプログラムがあるばあい、先頭には"#"記号があるでしょう。

このラベル文字をクリックします。

Win10 スタートメニューのラベル文字

ラベル文字をクリックする

 

すると、アルファベットや「あかさたな」順のパレットが出てきます。

ここで起動したいプログラム名の先頭の文字をクリックしましょう。

”Microsoft ~"で始まるプログラムだったら”M”をクリックです。

Win10 スタートメニューパレット

パレットで頭文字をクリック

 

これで”M"で始まるグループにジャンプしてくれるので、スクロールの手間が省けます。

Win10 スタートメニュー ジャンプ

頭文字のグループへジャンプ

 

よく使うアプリはピン留め、ただし・・・

よく使うアプリケーションだったら、スタートメニューにピン留めしておくという手もあります。

当サイトではこれまでフォルダーのピン留めについて紹介していますが、実はプログラムもピン留めできるんです。

でもスタートメニューのピン留めは正直お奨めしません

しょせんタイル部分へのピン留めなんで、ごちゃごちゃしてあまり見やすいとは思えないし、たいていスクロールが必要です。

Win10 スタートメニューにピン留め

スタートメニューにピン留めする

Win10 ピン留めされたアプリ

タイルにピン留めされたアプリ

 

ピン留めするならタスクバーのほう

実はピン留めできる場所はスタートメニューだけではありません。

タスクバーのほうにもピン留めできます。

スタートメニューのアイテムを右クリックしたとき、コンテクストメニューで[スタートにピン留めする]じゃなくて、[その他]のサブメニューを開いてください。

中に[タスクバーにピン留めする]というのがありますね。

これを実行です!

Win10 タスクバーにピン留め

タスクバーにピン留めする

ピン留めを実行するとタスクバーにアイコンが表示されます。

これならスタートメニューでスクロールするどころか、スタートメニューを開く手間さえいりません。

早いでしょ?

Win10 タスクバーにピン留め

タスクバーからアプリを起動できる

 

もし不要になったら、タスクバーのボタンを右クリックすればいつでも簡単にピン留めを外せます。

Win10 タスクバーのピン留めを解除

いらなくなったらピン留めを解除すればいい

 

スタートメニューは非常用にしてしまえ

このようにタスクバーにピン留めしてしまえば、アプリケーションの起動はぐっとスピーディになります。

あまりたくさんピン留めすると判りにくくなってしまうから、特に重要でよく使うソフトだけに絞ってピン留めするのがいいでしょう。

もう少しいろんなアプリケーションを使い分けたいというときは、いっそスタートメニューではなくプログラム起動専用のツール、いわゆる「ラウンチャ」(ランチャー)を使うのをお奨めします。

それについてはまたいずれ。

 

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