では、テーマを変更するだけではなく、CSSを記述して表示をカスタマイズできます。
テーマをすべて自作することなく、一部を変更するだけで独自のテーマを作れます。
TyporaにカスタムCSSを追加する
カスタムCSSの設定方法については、で紹介されています。詳しくはそちらを参照してください。
ここでは基本的な手順を紹介します。
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11[ファイル]メニューから[設定]を開く
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2設定画面で「表示」を選択
設定画面左のメニューで[表示]を選択します。
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3「テーマ」で[テーマフォルダを開く]をクリック
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4エクスプローラーが起動してテーマフォルダーを表示
ユーザーは、テーマフォルダー内にbase.user.cssまたは[current-theme].user.cssというファイルを作成して、カスタムCSS設定を追加できます。
[current-theme]の部分はテーマの名称です。
各テーマは、テーマ名.cssファイルと同名フォルダーのセットになっています。
base.user.cssやcurrent-theme.user.cssフォルダーは、テーマ名フォルダーの中に作成してください。
テーマフォルダー内にカスタムCSSを作成することで、Typoraのアップデートによってカスタム設定したCSSファイルが上書きで失われるのを防ぎます。
TyporaテーマでのCSS読み込み順位
の解説によると、テーマのスタイルシートは次の順番で読み込まれます。
- Typoraの基本スタイル
- 現行テーマのCSS
- テーマフォルダー内のbase.user.css
- テーマフォルダー内の[current-theme].user.css
base.user.cssは、すべてのテーマに共通して使用されます。
[current-theme].user.cssは、特定のテーマだけに適用されます。
You can create
base.user.css
and{current-theme}.user.css
under the theme folder if they do not exist.If you want to change CSS styles, and apply it to all themes, you should modify
base.user.css
and append your own CSS, so whatever theme is selected, your CSS style will still be loaded and applied.If you want to modify some CSS for a specific theme, for instance “Newsprint”, you can create
newsprint.user.css
and append the CSS you want. The reasons we do not recommend you modify the theme file directly are:
複数のテーマを作成するばあい、フォントの指定はすべてのテーマで共通化し、配色は個別のテーマで設定するといった使い方をするといいでしょう。
カスタムCSSの記述例
Typoraのサーポートページ内には、いろいろなTipsが紹介されています。
その中からカスタムCSSの設定に関するものをピックアップしました。
Windows版0.9.13以降、MacOS版0.9.9.6以降
Typoraのテーマをカスタマイズすることでユーザーだけの独自の設定が可能です。
自分のサイトとスタイルシート設定を共通化できれば、Typoraでの編集段階から最終的な表示結果をイメージしやすくなります。
Fukuzumiのばあい、フォントサイズや行間、見出しや段落(P要素)前後のマージンなどをブログと統一したいなと考えているところです。