WinMergeを使えば、テキスト同士を比較して相互にコピーしたり、簡単な編集であればその場で文字の入力や削除もできます。
でも、本格的に編集したいときはやっぱり使い慣れたテキストエディタのほうが作業効率はあがりますね。
そこで、WinMergeとテキストエディタを使い分けられるように、外部エディタとして登録しておきましょう。
外部エディタを登録する
初期設定ではWindowsのメモ帳(ノートパッド)が外部エディタになっています。
好みのテキストエディタを登録しましょう。
step
1設定画面を開く
step
2エディタを設定する
カテゴリリストから「システム」を選択し、「外部エディタ」フィールドにテキストエディタを登録しましょう。
外部アプリケーションを起動する
WinMergeでは複数のファイルを並べて比較するため、外部アプリケーションと連携するときも、左側を開く、右側を開くのようにそれぞれのファイルを開くことができます。
ファイル比較画面から
比較リストでファイルを選択し、右クリックでコンテクストメニューを開きます。
[左側を開く][右側を開く]それぞれのコマンドにサブメニューがあるので、どちらかを選んでサブメニューからアプリケーションを起動してください。
テキスト比較画面から
テキスト比較画面からも外部アプリケーションを起動できます。
比較しているテキストの中から、開きたいファイルのペイン(枠)上で右クリックし、コンテクストメニューの[開く]でアプリケーションを起動してください。
アプリケーションの使い分け
[開く]メニューからは、ふたつの外部アプリケーション起動コマンドがあります。
- [登録された外部アプリケーションで]
- [外部エディタで]
[登録されたアプリケーションで]を実行すると、ファイルの関連づけで指定されている既定のアプリケーションでファイルを開きます。
次の画面では、マークダウン形式のファイル(拡張子は*.md)なので、関連づけを基にマークダウン用エディタTyporaが起動しています。
[外部エディタで]を実行すると、外部エディタとして登録したアプリケーションが起動します。
次の画面では、同じマークダウン形式のファイルをWZ Editorで開いています。
快適なテキスト編集環境を作ろう
外部エディタを登録することで、WinMergeをベースにデータのチェックや基本的な加工を行い、もっと複雑な加工はテキストエディタに任せる分業体勢ができます。
それぞれの得意分野を活かして編集作業を効率化しましょう。