デジカメ写真の整理が得意なファイル名一括変更ソフト”Rexifer"ですが、補助的なオプションを使うことでさらに使い勝手がアップします。
今回は3つのオプションを紹介します。
- ファイルリストを表示しない
- 起動時に選択するフォルダーの指定
- [送る]メニューから起動する
この記事の目次
ファイルリストのプレビューを省略する
Rexiferの基本操作を再確認しておきましょう。
- ファイル名を一括変更したいファイルをリストに登録
- 実際に変更したいファイルをチェック
- ファイル名のフォーマットを指定する
- ファイルリストを表示する(プレビューで変更後のファイル名を確認)
- 変換を実行する
このうち、2~4のステップを省略してファイルの登録と同時に一括変更を実行できます。
ファイルリストの表示を省くには、メインウィンドウ右ペインの「リネーム設定」タブにある「ファイルリストを表示する」チェックボックスのマークを外しましょう。
フォーマットの指定に慣れてきて確認が不要になってきたら、これで大幅に手間が省けます。
毎回同じフォルダーの中身をリネームする
Rexiferを起動したとき、すでにどこかのフォルダーが選択されています。
これは「起動時に選択するフォルダー」というオプションが「前回開いていたフォルダー」に設定されているためです。
この「起動時に選択するフォルダー」に、好きなフォルダーを割り当てておくことでいつも同じフォルダーで起動させることができます。
リネーム作業用のフォルダーがほぼ決まっていてめったに他のフォルダーは使わないのなら、この設定にしておけば、たまに別のフォルダーで作業したとしても、その次に使うときはまたいつものフォルダーで作業を始めることができます。
「起動時に選択するフォルダー」を指定するには、[設定]ボタンをクリックしてオプションダイアログボックスを開き、「設定」タブに切り替えます。
下のほうに「起動時に選択するフォルダ」というグループがあるので、"指定のフォルダ"のラジオボタンを選択してから[参照]ボタンをクリックして、フォルダーを指定してください。
[送る]メニューから起動する
先にRexiferを起動しておいてリネームしたいファイルを登録するのではなく、エクスプローラーでファイルを選択しておいてから[送る]メニューを使ってRexiferを起動します。
こうすることで、ファイルを登録する手間が省けます。
Rexiferを[送る]メニューに登録するには、オプションダイアログボックスの「設定」タブを開きます。
いちばん下に「送る(Send To)」というグループがあり、すでに登録用のフォルダーがセットされているので[登録]ボタンをクリックします。
続いて登録終了のメッセージボックスが現われるので、[OK]をクリックしてください。
これで[送る]メニューからRexiferを呼び出せるようになりました。
実際に使用するときは、エクスプローラーからリネームしたいファイルを選択しておいて、右クリックでコンテクストメニューを開きます。
コンテクストメニューの中に[送る]という項目があり、サブメニューを開くとRexiferが追加されています。
これをクリックすると、Rexiferが起動してファイルリストが開き、選択してあったファイルがすでにリストに登録されています。
あとは[実行]ボタンをクリックするだけです。
[送る]メニューを使う方法だと、リネームのパターン(フォーマット)を選択する必要がなく、デフォルト設定のフォーマットをそのまま使用します。
間違ったフォーマットでリネームしてしまわないように、「ファイルリストを表示する」オプションはオンにしておいたほうがいいでしょう。
ファイルリストのプレビュー表示で変換後のファイル名を確認するようにしてください。
これらのオプションを組み合わせることで、Rexiferがより使いやすく快適になります。
過去に撮りためた膨大なデジタル写真を整理するときなんかは強力な助っ人になると思うので、ぜひ使いこなしをマスターしてください。
Rexiferがさらに便利になる3つのオプション - まとめ
- ファイルリストを表示しないことでステップを省略
- おもに使うフォルダーが決まっていたらデフォルトに登録しておく
- エクスプローラーの[送る]メニューから起動する