Wi-Fiルーター TP-Link Archer C6の管理画面紹介です。
ルーターモードは、Archer C6をメインのルーターとして使うためのモードです。出荷時の設定ではルーターモードに設定されています。
ブリッジモードに比べるとネットワーク接続やセキュリティ関連の設定項目が大幅に増えるため、シンプルな基本設定と詳細設定のタブに分かれています。
バージョンに注意
この記事はファームウェアバージョン1.1.0に基づいています。
操作画面を実体験しよう
この記事の目次
基本設定と詳細設定の違い
基本設定はネットワークマップ、インターネット、ワイヤレス、保護者による制限、ゲストネットワーク、TP-Linkクラウドの6のグループに分けられています。
一方、詳細設定ではネットワークマップやインターネットの設定がより細かくなるほかに、QoS、セキュリティ、NAT転送、IPv6、VPNサーバーが追加されます。
またTP-Linkネットワークに替わってシステムツールが表示されます。
ネットワークマップ/ステータス
基本画面ではネットワークマップとしてルーターに接続されているデバイスの情報を表示します。
詳細設定ではステータスという表示に切り替わり、インターネット/ローカルネットワーク/ワイヤレス/
ゲストネットワークの4つにわたり、それぞれのMACアドレスやIPアドレスなどを表示します。
インターネット
基本画面ではインターネット接続タイプとプロバイダのユーザー名/パスワードを登録します。
詳細設定に切り替えると、さらにインターネット接続のIPアドレスやDNS、LAN、DHCPサーバーの設定などがあります。
動作モード
ルーターモードとブリッジモードの切り替えを行います。
基本/詳細画面とも同じです。
ワイヤレス
基本画面ではWi-Fi接続のオン/オフ、ネットワーク名とパスワードの指定のみです。
詳細設定ではセキュリティ設定、チャンネル幅、モードの指定、WPS、MU-MIMOの指定などが追加されます。
また統計データとしてワイヤレス接続デバイスごとにMACアドレスや接続タイプ、送受信済みパケット量などを表示します。
ゲストネットワーク
基本画面には表示されません。ゲストネットワークの設定を行います。
保護者による制御
基本/詳細設定画面ともに同じです。キーワード指定によるアクセス制限や曜日・時間帯などの制限をこないます。
QoS
基本画面には表示されません。
QoS機能の有効化、アップロード/ダウンロードの帯域幅指定などを行います。
セキュリティ
基本画面には表示されません。
ファイアウォールの指定、DoS攻撃に対する保護、デバイスごとのアクセス制御、MACアドレスとIPアドレスを関連づけて管理するIP&MACバインディングなどの指定を行います。
NAT転送
基本画面には表示されません。
アプリケーションレイヤーゲイトウェイ、仮想サーバー、ポートトリガー、DMZ、UPnPなどの指定を行います。
IPv6
IPv6接続のオン/オフ切り替え、接続タイプの選択などを行います。
VPNサーバー
基本画面には表示されません。
VPNサーバーの有効化、サービスタイプ/ポートの指定、接続相手の状態などを表示します。
システムツール
時刻設定、ファームウェアアップグレード、バックアップおよび復元、管理、システムログの5つは基本画面、詳細設定ともに共通です。
詳細画面では、LEDコントロール、診断、再起動スケジュール、トラフィック統計、システムパラメーターを表示できます。