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Windows10の付箋 Sticky Noteが便利

メモ

この記事は2019年12月21日に更新しました

パソコンで作業中にちょっとしたメモを取りたくなったら、どうしてますか?

オフィスの机やパソコンの周りに付箋を貼ると、あまり数が増えると見苦しいし、そのうち剥がれてきたりしすよね。

そんなときはWindows10純正の付箋ツールを使ってみましょう! パソコン画面に付箋を貼れば、デスク周りがすっきりしますよ。

メモ帳でいちいち保存するより手軽だし、デスクトップに貼っておくのでいつでも見られるのが便利です。

手軽にメモるならメモ帳より付箋!

付箋(Sticky Notes)を起動する

Windows 10にはもともと付箋ツールがあったんですが、2018年8月のアップデートで”Sticky Notes"という名前に代わったので、ちょっとわかりにくくなっていました。

Sticky Notesがら付箋へまたまた改名

これがまたいつの間にか付箋に戻っていました。まったくわかりにくい!

”Sticky Notes"を起動するには、[スタート]メニューの[アプリ]から[Sticky Notes]を実行します。

メニューアイテムも変更

[スタート]メニューから[付箋]を起動します。

2019/12/21

付箋ツールの起動

従来はSticky Notesを起動

付箋の起動

2019年途中から"付箋"に戻っていました。

すると画面の中央に空っぽの付箋ウィンドウが現れます。

Sticky Notesで付箋を貼ろう

付箋を貼る

新しい付箋を貼るには、ウィンドウの左上にある[+]ボタンをクリックします。すると空っぽの付箋が現れてそのまま書き込みできます。

付箋の新規作成

空の付箋リストから新しい付箋を作成します

文字を書き込んだり編集すると、そのまま自動で保存されます。

文字装飾や画像の貼り付けで表現力も高い

付箋の下の方にはかんたんなツールバーがあって、太字や斜体、下線などの装飾、箇条書きなどができます。画像を貼り付けることもできるので、かなり表現力があってわかりやすいですね。

付箋の文字装飾と画像表示

付箋の文字を装飾したり、画像を挿入できます。

付箋と一覧ウィンドウの使い分けが便利

付箋機能の特徴として、一枚一枚の付箋とは別に、一覧(リスト)ウィンドウを表示できます。しかも、一覧ウィンドウの中にも付箋の内容が表示されます。

付箋のリスト表示

複数の付箋があると一覧表示されます。

付箋だけ表示したければ一覧ウィンドウを消す(隠す)こともできるし、逆にデスクトップが付箋だらけになるのがいやなら一覧ウィンドウだけを表示することもできます。

このへんの柔軟性は嬉しいですね。

新しい付箋の作成は、一覧ウィンドウ、個々の付箋どちらからもできます。

また、一覧ウィンドウのほうでは付箋の内容を文字列検索できるのも特徴です。

色を変えてもっとわかりやすく

付箋の上の方の色がちょっと濃いところには3点のボタンがあって、ここをクリックするとカラーパレットとメニューが出てきます。

付箋の色を指定

付箋ごとに色を選べます。

パレットではパステル系7色の中から色を選べるので、判りやすく使い分けましょう。

じゃまなときは隠してしまえる

パソコン作業中に付箋がじゃまなときは、一時的に隠すこともできます。

付箋ごとについている[×](閉じる)ボタンや一覧ウィンドウの[×](閉じる)ボタンをクリックするとそれぞれのウィンドウが閉じて見えなくなります。これは削除されたわけではありません。

付箋を閉じる

付箋を閉じると一時的に非表示にできます。

すべてのウィンドウを閉じると、付箋(Sticky Notes)そのものが終了してしまいますが、もういちど起動すれば一覧ウィンドウが現れて、そこからそれぞれの付箋を呼び出すこともできます。

さらに、付箋を隠すもうひとつの方法があります。

付箋を起動している間はタスクバーにSticky Notesのアイコンが表示されています。このタスクバーアイコンをクリックするたびに、すべての付箋と一覧ウィンドウの表示/非表示を切り替えることができます。

いらなくなった付箋は削除しましょう

不要になった付箋を削除する方法はふたつです。

ひとつは、付箋そのものの上にある三点メニューボタンをクリックして、メニューから[メモの削除]を選ぶ方法。

もうひとつは、一覧ウィンドウのほうの三点メニューボタンから同じように[メモの削除]を選ぶ方法です。

付箋の削除

付箋とリストどちらからも削除できます。

ウィンドウを隠して見えなくする場合が[閉じる]、付箋そのものを消去してしまうのが[削除]と覚えましょう。

さっと使いたいときはInk ワークスペースから呼び出す

ところで、とっさにメモを取りたいときいちいちアプリを立ち上げないといけないのはめんどうですよね。そこで付箋ツールを簡単に呼び出す方法があります。

Windows Ink ワークスペースを使うと、タスクバーのアイコンをクリックして簡単に付箋を貼れます。スタートメニューを開いて、アプリの一覧からSticky Notesを探すのより早いのでお薦めですよ。

でもWindows Ink ワークスペースってなに?という人や、タスクバーになにもないんでどうやったら呼び出せるかわからないという人もいると思います。

実は私もつい最近まで知りませんでした。そこで次はそのWindows Ink ワークスペースについて紹介したいと思います。

Windows Ink ワークスペースアイコン

タスクバーのアイコンからも付箋を呼び出せます。

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その点、付箋ツールはいきなり書き込めて保存の操作もいらないし、画面上にいくつも並べて貼っておけるのでいろんな内容をいちどに見られるのが便利です。

そのいっぽう、Windows付属の純正アクセサリではいつものことですが、機能の点ではあまり豊富ではありません。あまり高機能なツールはわざと作らないようにしている気もします。

たとえばユーザーが作ったオンラインソフトの付箋ツールだと、付箋が増えすぎてごちゃごちゃしないように折りたたんで見出し部分だけ表示できたり、スケジュール管理機能と組み合わせて、予定が終わったら自動的に剥がれる(削除される)といったものがあります。

そういったちょっと多機能な付箋を知っている人には純正のSticky Notes付箋はちょっとものたりないかなぁと思います。そのうち高機能な付箋ツールについても紹介したいと思います。

 

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