Squooshを紹介します。
画像フォーマットの変換やリサイズなどが可能で、リアルタイムで画像をプレビューしながら設定が可能。
ドラッグ&ドロップやコピー&ペーストで簡単に操作できるのも特徴です。
Squooshでできること
Squooshは、Webページ上で画像を加工できる無料サービスです。
PCからWebページ上へファイルをドラッグ&ドロップするか、またはコピー&ペーストで画像を登録し、加工した画像をPCへダウンロードします。
Webページ上では、画像フォーマットの選択に加えて、画像サイズや色数を変更することでファイルサイズをコンパクト化します。
Squooshにアクセスする
のページにアクセスします。
ページ中央にDrop OR Pateというエリアがあるので、ここへ画像ファイルをドロップするかペーストコマンドで貼り付けます。
ページを少し下へスクロールすると”Or try one of these:”というメッセージの下に、4つの画像アイコンがあります。
これらはサンプル画像で、クリックすることで簡単にSquooshの機能を試せるようになっています。
写真やイラストなど画像タイプに応じていろいろな使い方ができるので、ぜひチェックしておきましょう。
Squooshのユーザーインターフェイス
いちばん左の動物のアイコンをクリックすると、次のような画面が現れます。
中央にある縦線が画面を左右に分割して、比較ができるようになっています。
縦線は左右にドラッグすることで分割位置を移動できます。
ふつう、この種のアプリケーションやサービスではオリジナル画像と加工後の画像を比較しますが、Squooshのユニークのなところは、オリジナル以外に設定の違う画像同士を比較してどちらをダウンロードするか選べるようになっている点です。
初期状態では左側がオリジナル画像で右側はJPEG形式です。
左はオリジナルなので当然ファイルサイズは変らず、コンパクト化の効果は0%。
それに対し、右の画像は69%までコンパクト化して862KBになることがわかります。
このままでよければ右のダウンロードボタンをクリックするとファイルを保存できます。
画像圧縮オプション
右エリアに表示されているパレットには”Edit”と”Compress”のふたつのパレットが展開されています。
さらにEditのほうには"Resize"と"Reduce palette"のふたつのオプションがあります。
Resizeをオンにすると、リサイズの比率、縦横のピクセルサイズ、リサイズのアルゴリズムなどを選択できます。
Reduce Paletteをオンにすると、画像の色数とディザリングの効きぐあいを設定できます。
Compressのほうでは画像のフォーマットと画質設定オプションを使用できます。
オリジナル形式のほかに、次の7つの形式が利用可能です。
-
AVIF
-
Browser JPEG
-
Browser PNG
-
JPEG XL (Beta)
-
OxiPNG
-
WebP
-
WebP v2(unstable)
これらの設定を変更すると、プレビュー画面に反映され、ファイルサイズや比率の値も更新されます。
異なる設定で比較する
画質の設定は左側のエリアでも可能です。
すでに紹介したとおり初期状態ではオリジナル画像が表示されていますが、ドロップダウンリストで画像フォーマットを選択するとパレットが現れて、右側と同様の画質設定が可能になります。
その他の機能
ビューアー部の画像をドラッグして表示エリアを移動したり、下部のボタンやマウスホイールを使って表示倍率を変更できます。