筆者個人の印象としては特筆するほどの利便性は感じませんが、カスタマイズ機能のひとつとして紹介しておきましょう。
この記事の目次
プリインストール済みの機能
Windowsの「設定」アプリでオプション機能を開きます。
ワタシのパソコン(Windows10 ProからWindows11へアップデート)で確認したところ、次のようなオプション機能がインストールされていました。
それぞれ、ファイル容量が表示されているので不要と感じたものがあればアンインストールしてもいいでしょう。
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Microsoft EdgeのInternet Explorerモード
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Microsoft クイックアシスト
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OpenSSH クライアント
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Windows FAXとスキャン
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Windows Hello 顔認証
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Windows メディアプレーヤー
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Windows PowerShell ISE
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ステップ記録ツール
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メモ帳
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ヨーロッパ各国語用フォント
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ワードパッド
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印刷の管理
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数式認識エンジン
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日本語補助フォント
ストレージの大容量化が進んだ現在では、これらのオプション機能をアンインストールしたからといって空き容量が大幅に増えるわけではありませんが、顔認証機能や日本語補助フォントのように100MBを越えるものもあるのでムダを省きたいときにはこれらをアンインストールしてもいいかもしれません。
アンインストールを行うには各アイテムの右側にある[∨]ボタンをクリックして折りたたみを展開し、[アンインストール]ボタンをクリックします。
追加フォントの内容
オプション機能ではヨーロッパ各国語の追加フォントと日本語補助フォントのアンインストールが可能です。
日頃から余計なフォントが多いなと感じていたので、これらについて調べてみました。
Windows10のフォント管理
フォントの削除と非表示について、Windows10で確認したときの記事があるのでそちらも参考にしてください。
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Windowsのいらないフォントは整理できるのか?
Windowsパソコンには最初からたくさんのフォントがインストールされています。 でも、実際には使わないフォントもたくさんあります。 海外とビジネス取引でもしていない限り、簡体字とかヘブライ語とか使い ...
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ヨーロッパ各国語追加フォント
ヨーロッパ各国語追加フォントにはつぎのようなものがあります。
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Arial Nova
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Georgia Pro
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Gill Sans Nova
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Neue Haas Grotesk
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Rockwell Nova
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Verdana Pro
容量は21.8MBとなっています。
日本語追加フォント
日本語追加フォントは以下のとおりです。
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BIZ UDゴシック
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BIZ UD明朝 M
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メイリオ
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Meiryo UI
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MS ゴシック
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MS Pゴシック
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MS UI Gothic
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MS 明朝
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MS P 明朝
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UDデジタル教科書体N
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UDデジタル教科書体NK
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UDデジタル教科書体NP
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游明朝
こちらは200MBほどあるのですが、MSゴシックやメイリオなどベーシックなフォントが含まれているので、削除してしまうと、ファイルのやりとりなどで不便が生じる可能性はあります。
最初に述べたとおり、これらのオプションをアンインストールしてもさほど空き容量を確保できるわけではありません。
むしろ、必要な機能がないと思ったときに、いつの間にかアンインストールされていないかチェックするためにも知っておいたほうがいいかもしれませんね。