Typoraは、テーマを使って編集画面のルック(外見)を切り替えることができます。
今回は、テーマの切り替え方と新しいテーマのインストールについて紹介します。
Typoraのテーマを切り替える
テーマの切り替えは[テーマ]メニューから行います。
初期状態では、次の5つがインストールされています。
- Github
- Newsprint
- Night
- PixyII
- Whitey
デフォルトテーマはGithubです。
Nightに切り替えると、ダークグレイをバックに文字はライトグレーになります。
新しいテーマを追加する
初期登録されている5つ以外にもいろいろなテーマが公開されていて、インストールできます。
インストールの手順を紹介します。
step
1設定画面を開く
[ファイル]メニューから[設定...]をクリックして設定画面を開きます。
step
2「表示」設定からテーマを取得する
設定画面の左側にあるメニューで「表示」を選択します。
step
3一覧ページでテーマを探す
下のほうにある[テーマを取得]ボタンをクリックすると、ブラウザが起動してテーマの公開ページを開きます。
いろんなテーマが並んでいるので好みのものを探してください。
ここでは、日本語向けにデザインされたonigiriというテーマをインストールします。
step
4テーマの詳細ページでダウンロード
テーマのサムネイルをクリックすると、詳細ページに移動します。
残念ながら説明文は英語表記ですが、スクリーンショットでイメージを確認できます。
[Download]ボタンをクリックして、テーマをローカルPC上に保存してください。
テーマはZIP形式で圧縮された書庫ファイルです。
step
5テーマの書庫ファイルを展開する
ダウンロードしたテーマファイル(ZIP形式書庫)を展開しておきましょう。
テーマOnigiriのばあい、onigiri.css、onigiri-night.cssのふたつのスタイルシートと、onigiriという名前のフォルダーで構成されています。
step
6テーマファイルをコピーする
Typoraの設定画面へ戻って[テーマフォルダーを開く]をクリックします。
エクスプローラーが起動して"themes"フォルダーを開きます。中にはデフォルトでインストールされている5つのテーマ保存されています。
ここへ、先ほど展開しておいたファイルとフォルダ一式を移動します。
step
7Typoraを再起動する
Typoraを再起動すると、[テーマ]メニューの中に[Onigiri]と[Onigiri Night]のふたつが新たに追加されています。
これで新たなテーマを使ってライティングできるようになりました。
Onigiriは白地に黒文字の配色、Onigiri Nightは逆に黒字に白文字の配色となっています。
WordPressと統一すればさらに便利
ご覧いただいたように、TyporaのテーマはCSSファイルです。
原稿執筆時から最終的な仕上がりをイメージできるので、装飾やレイアウトの確認がぐっとやりやすくなるのではないでしょうか。
オリジナルテーマを自作すれば、記事を書くサイトごとにそれぞれテーマを使い分けることもできるでしょう。
ライターとサイト運営者が協力すれば、サイトのスタイルシートをベースにTypora用テーマを作り、それを使ってライターが書いた記事をマークダウン形式で入稿といったことも可能なはずです。
まず手始めに、Typoraのテーマを追加してみてください。