これまでの流れを振り返ります。
機体の購入から登録まで
機体を購入したのは大型連休期間中で、配送は連休明けを見込んでいたら一緒に注文したアクセサリ類まで含めて5月頭にはすべて揃ってしまいました。
そこでさっそくDRSに機体の登録を申請したんですが、なんと連休中はシステムのメンテナンスが入っており、手数料の納付処理ができません。
結局連休が明けるまで待たされました。
機体の登録手続きそのものは簡単で特にトラブルになるようなところはありません。
ひとつめんどうだったのは機体のシリアルNo.確認でしょうか。
バッテリーベイの内側にあるラベルにQRコードがプリントされていてそれを読み取る必要があり、さらに申請をパソコンで行なったのでスマートフォンの画面をみながらDIPSの画面に打ち込むのがめんどうだった。
機体番号をマーキング
機体の登録が終わると、発行された登録記号を機体のわかりやすいところに書き込む必要があります。
簡単に取り外しができたり、破損時に脱落するような場所ではだめということなので、ボディ横になるべく大ききく表示することにしました。
機体側面の寸法をざっとはかって透明のテプラ用テープを購入。幅は9mmにしました。
ちょっとテカッてるのが残念ですがまあよしとします。
機体の識別にはもうひとつリモートIDというのが必要ですが、最近の機体には内蔵されているので特にすることはありません。
機体登録の際にも、メーカーと機種名を指定するだけで自動的に登録されます。
アクセサリ
機体と一緒にいくつかアクセサリも購入しました。
ひとつは、着陸目標となるランディングパッド。
実際に飛ばしてみると、着陸場所によってはローターが起こす風で砂粒が巻き上げられたりするので、機体やカメラレンズの傷を防ぐためにもあったほうがよいと思われます。
55cm四方の折りたたみ式で、防水加工になっているので、朝露で濡れた草地などでも大丈夫。
ついでですが、ランディングパッドとは別に、ボードも自作してみました。といっても取っ手になる部分をくりぬいたのとエッジをカットしてやすりがけしただけですが。
なんでこれを作ろうと思ったかというと、先ほどのランディングパッドではちょっと小さすぎることがあるので。
回りが草地のばあい、目測を誤ってちょっとでもパッドから外れるとローターのブレードが草に触れることがあります。特にテール側はアームの位置自体が低いので草があまり伸びていなくても当りやすい。
接触を検知するとブレードを点検しろ、交換しろ、と警告が出るのでなるべくブレードを傷つけないように、パッドよりもうひと回り大きい60×90cmのボードを買ってきて加工しました。
もうひとつはアネモメーター。風速計です。
どの方角からの風でも計測できるようにカップ式にしました。
扇風機みたいな形のやつだと正確に風の方向に向けないといけないので、カップ式のほうが手軽です。
その代わりに風向きは計測できません。
今回買ったヤツも商品名に「風向風速測定」とありますが間違い。風速だけです。
カップの動きは良くて、微風でもしっかり廻ってくれます。
最後にバッテリーチャージャー。
DJIの機体にはどれもバッテリーチャージャーが付属していないようです。
最初、PCのUSBポートやスマートフォン用のACアダプタで充電してみたんですが、時間かかりすぎでまったく使い物にならないので、100WタイプのPD対応チャージャーを急遽追加購入しました。
なお、65Wタイプでも問題ないようです。
フライト練習開始
というわけで、必要なものはひととおり揃ったので、飛行訓練を開始しました。
幸い航空法等に触れずに飛ばせるエリアが近くに見つかったのと、自治体が管理する多目的グラウンドを格安で利用できるのがわかったので、状況に応じて使い分けます。
包括申請に必要な10時間をクリアすべく基礎練習中。