ユニバーサルアナリティクスが2023年6月いっぱいで終了し、23年7月1日からは利用できなくなるようです。
なるべく早い時期に新しいGoogleアナリティクス4に切り替えておきましょう。
今回は、Googleアナリティクスのプロパティ切り替えと、それに伴うGoogleタグマネージャー側の設定をやってみたので紹介します。
まず前編はGoogleアナリティクス側の設定です。
この記事の目次
Googleアナリティクスの警告メッセージ
2022年3月下旬から、Googleアナリティクス画面のいちばん上に、次のようなメッセージが表示されるようになりました。
メッセージの右にあるボタンの中から[詳細]をクリックすると、新しいタブが開いて次のような説明が表示されました。
どうやら、現在使っているユニバーサルアナリティクスのタグが2023年6月いっぱいで使えなくなるようです。
そこで、前もって新しいGoogleアナリティクス4への切り替えを薦めています。
現在のデータはどうなる?
切り替えを行ったあとも現在のユニバーサルアナリティクスで収集したデータは半年間アクセスできるとのこと。
そこで、現在蓄積しているアクセス解析データを今後さかのぼって参照するために、レポートをエクスポートしておくのも推奨しています。
Googleアナリティクス4のプロパティを作成
では、新しいGA4(Googleアナリティクス4)のプロパティを作成していきましょう。
Googleアナリティクスの画面に戻り、右端の[開始]ボタンをクリックすると、設定アシスタントの画面が現れました。
「新しいGoogleアナリティクス4プロパティを作成する」で[はじめに]ボタンをクリックします。
続いてメッセージボックスが現れます。
文面を読むと、だいたい次の様なことが書かれています。
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新しいGA4用のプロパティを作成する。
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新しいプロパティは、過去(現在のプロパティ)で収集しているデータを含まない。
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現在のプロパティから基本設定を引き継ぐ。
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拡張計測機能を有効にする。
要は、現在の解析データを含まないまっさらな状態で新たにデータを収集していくようです。
ということで、なるべく早いうちにGA4プロパティでのデータ収集を開始したほうがよさそうです。
プロパティの設定についてはいまのところ、ごく基本的な使い方しかしていないので、とりあえず気にしないことにして、右下にある[プロパティを作成]をクリック。
次の画面で「プロパティを接続しました。」と表示されました。
続いて「GA4プロパティの機能の確認と設定を行う。」の中で[GA4プロパティを確認]をクリックします。
GA4プロパティ用のタグ
次の画面で”収集”とラベルがついているところに「タグの設定」とあるので、右端の[>]ボタンをクリックします。
「データストリーム」の画面に切り替わると、先ほど作成した新しいプロパティの状態が表示されました。
新しいプロパティは名前の末尾に”- GA4"という文字が追加されています。
また、作ったばかりなのでデータを収集していないのがわかります。
そこで右端にある[>]ボタンをクリック。
プロパティの詳細画面が表示されました。
先頭のブロックにある測定IDというのが、今後のデータ測定に必要となります。
タグの設置方法を確認
中段の「タグ設定手順」で、タグの設置方法を確認します。
今回は、すでに設置しているサイトにGA4のタグを追加するので、まず「既存のページ上のタグを使用する」タブに切り替えます。
すると「既存のページ上のタグを管理しているサービスを選択します」というグループの中に、GoogleアナリティクスとGoogleタグマネージャーのふたつが表示されました。
当サイトはGoogleタグマネージャーを使ってアクセス解析やアドセンスのタグを一括管理しているので、当然[Googleタグマネージャー]の方をクリックします。
すると、タグマネージャーを使った設定方法が表示されました。
どうやら先ほど紹介した測定IDをコピー&ペーストするだけでいいようです。
Googleアナリティクス上での操作は以上です。
次回は、Googleタグマネージャーでの操作を紹介します。
Googleアナリティクス上でGA4のプロファイルを作成しただけではデータの収集はできないので、できれば続けてWebサイトにタグを設置しておきましょう。
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