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スタートメニューからキー操作で検索する

Windows10の使いにくいスタートメニューをスマートに使いこなす方法の続きです。

頭文字のパレットを使う以外にも操作性をアップさせる方法があるので、ぜひ知っておいてください。

 

検索機能を使う

スタートメニューを賢く使う方法といっておきながら、いきなり脱線です。

タスクバーの検索機能は使っていますか

検索バー(検索ボックス)や検索アイコンをクリックして検索画面を呼び出す方法です。

どちらの場合も、クリックすると検索用パネルが現われます。

Windows10 検索パネル1

検索バーが表示されているばあい

Windows10 検索パネル2

検索バーが表示されていないばあい

 

ここで文字を入力すると、名前が一致したアプリケーションやファイルが表示されるだけでなく、Webのキーワード検索などもできます。

Windows10 インクリメンタルサーチ

数文字入力するとマッチするものを表示

 

文字を入力するたびに一致する候補を絞り込んでいくインクリメンタルサーチに対応しているので、キー入力がある程度できる人ならスピーディな検索~起動が可能です。

検索対象をアプリだけやファイルだけにあらかじめ絞り込むこともできます。

そのばあいは、上のタブとメニューを操作します。

音楽や写真の中から探したり、Windowsの設定項目を探したりできます。

Windows10 検索タブ

検索タブで対象を絞り込む

Windows10 検索タブ

写真だけを検索するばあい

 

検索機能をショートカットで呼び出す

この検索パネルを開くのにもキーボードショートカットが使えます。

キー入力中、マウスにいちいち持ち替える必要がありません。

キーボードショートカット

【Win】+【S】でスタートメニューを開く

 

ショートカットを入力すると検索パネルが開いて「すべて」タブが選択されています。

すべて」の下に青い下線が引かれているのに注目してください。

Windows10 検索スタート

検索開始時は「すべて」になっている

 

ここからタブを選択するのに、マウスやタッチパッドに持ち替えたのでは意味がありません。

【↑】キーを押しましょう。

すると「すべて」が白い枠線で囲まれます。

Windows10 キー操作でタブ選択

【↑】キーでタブを選択した状態

【Tab】キーよりも・・・

【Tab】キーを押してもいいんですが、そのあとの操作との統一性を考えると【↑】キーの方がおすすめです。

あとは【←】【→】キーでタブを選び、【Enter】キーを押して決定します。

Windows10 矢印キーでタブ選択

タブ選択もキー操作で行える

その他」のばあいは、ドロップダウンメニューが開きます。

 

実はスタートメニューからも検索できる

さて、検索機能の話が長くなってしまいましたが、実はこの同じ操作をスタートメニューからもできます

Windows10 スタートメニュー

ふつうにスタートメニューを開く

 

スタートメニューを開いた状態で、検索したい文字をいきなり入力してみてください。

するとスタートメニューが検索パネルに切り替わります。

Windows10 検索パネルにチェンジ

文字をタイプした瞬間検索に切り替わる

このときもやはり「すべて」タブになっているので、アプリケーションやファイル、キーワードなどいろんな情報がマッチします。

検索の種類を絞りたいときは、やはりいちど【↑】キーを押してからタブの切り替え操作が可能です。

Windows10 キー操作で選択

矢印キーと【Enter】キーで決定する

 

結局キー操作が速い

このように最初からキー操作にしてしまえば、スタートメニューもスピーディに効率よく使えます。

いちど覚えてしまえば、まず【Win】キーでスタートメニューを表示、あとは数文字キー入力するだけでアプリケーションを起動したり、ドキュメントやフォルダーを開けます。

名前はうろ覚えでも候補を表示してくれるので、あとは矢印キーで選んで【Enter】キーで決定するだけ。

前回紹介した、頭文字のパレットを表示するよりもさらに簡単です。それにパレットで開けるのはアプリケーションだけでしたが、キー入力ならそれ以外もOKですから、柔軟性が圧倒的に上です。

マウス操作が煩わしく感じられるようになったらぜひ試してみてください。

 

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