の続きです。
頭文字のパレットを使う以外にも操作性をアップさせる方法があるので、ぜひ知っておいてください。
検索機能を使う
スタートメニューを賢く使う方法といっておきながら、いきなり脱線です。
タスクバーの検索機能は使っていますか?
検索バー(検索ボックス)や検索アイコンをクリックして検索画面を呼び出す方法です。
どちらの場合も、クリックすると検索用パネルが現われます。
ここで文字を入力すると、名前が一致したアプリケーションやファイルが表示されるだけでなく、Webのキーワード検索などもできます。
文字を入力するたびに一致する候補を絞り込んでいくインクリメンタルサーチに対応しているので、キー入力がある程度できる人ならスピーディな検索~起動が可能です。
検索対象をアプリだけやファイルだけにあらかじめ絞り込むこともできます。
そのばあいは、上のタブとメニューを操作します。
音楽や写真の中から探したり、Windowsの設定項目を探したりできます。
検索機能をショートカットで呼び出す
この検索パネルを開くのにもキーボードショートカットが使えます。
キー入力中、マウスにいちいち持ち替える必要がありません。
キーボードショートカット
【Win】+【S】でスタートメニューを開く
ショートカットを入力すると検索パネルが開いて「すべて」タブが選択されています。
「すべて」の下に青い下線が引かれているのに注目してください。
ここからタブを選択するのに、マウスやタッチパッドに持ち替えたのでは意味がありません。
【↑】キーを押しましょう。
すると「すべて」が白い枠線で囲まれます。
【Tab】キーよりも・・・
【Tab】キーを押してもいいんですが、そのあとの操作との統一性を考えると【↑】キーの方がおすすめです。
あとは【←】【→】キーでタブを選び、【Enter】キーを押して決定します。
「その他」のばあいは、ドロップダウンメニューが開きます。
実はスタートメニューからも検索できる
さて、検索機能の話が長くなってしまいましたが、実はこの同じ操作をスタートメニューからもできます。
スタートメニューを開いた状態で、検索したい文字をいきなり入力してみてください。
するとスタートメニューが検索パネルに切り替わります。
このときもやはり「すべて」タブになっているので、アプリケーションやファイル、キーワードなどいろんな情報がマッチします。
検索の種類を絞りたいときは、やはりいちど【↑】キーを押してからタブの切り替え操作が可能です。
結局キー操作が速い
このように最初からキー操作にしてしまえば、スタートメニューもスピーディに効率よく使えます。
いちど覚えてしまえば、まず【Win】キーでスタートメニューを表示、あとは数文字キー入力するだけでアプリケーションを起動したり、ドキュメントやフォルダーを開けます。
名前はうろ覚えでも候補を表示してくれるので、あとは矢印キーで選んで【Enter】キーで決定するだけ。
前回紹介した、頭文字のパレットを表示するよりもさらに簡単です。それにパレットで開けるのはアプリケーションだけでしたが、キー入力ならそれ以外もOKですから、柔軟性が圧倒的に上です。
マウス操作が煩わしく感じられるようになったらぜひ試してみてください。