ドキュメント、ピクチャ、ミュージックなどの主要なフォルダーにすばやくアクセスできるのでぜひ活用してください。
この記事の目次
スタートメニューに表示するフォルダーを選ぶ
今回紹介するのは、スタートメニューに表示されている小さいアイコンの部分です。
ここにはドキュメントやピクチャーといったフォルダーを開くアイコンや設定画面を開くアイコンがありますが、そのほかにも初期設定では表示されていないアイコンを追加できます。
スタートメニューの設定画面を開く
スタートメニューにフォルダーを追加するには「Windowsの設定」から「個人用設定」を開き、さらに左のメニューで[スタート]を選びます。
スタートメニューに関するオプションの下の方に[スタートメニューに表示するフォルダーを選ぶ]というリンクがあるので、これをクリックしましょう。
するとフォルダーを選択するスイッチが現われるので、表示させたいフォルダーをオンにしてください。
これでスタートメニューにフォルダーが追加されます。
表示できるフォルダー
スタートメニューに表示できるフォルダーは次の9つです。
- エクスプローラー
- 設定
- ドキュメント
- ダウンロード
- ミュージック
- ピクチャ
- ビデオ
- ネットワーク
- 個人用フォルダー
このうち「設定」は「Windowsの設定」を開くためのボタンですが、それ以外はすべてエクスプローラーを起動してそれぞれのフォルダーを開きます。
エクスプローラーは、名前のとおりエクスプローラーを起動します。このとき選択されるフォルダーはPCまたはクイックアクセスのどちらかになります。どちらを表示するかはオプションで選択できます。
ドキュメントやピクチャ、ミュージック、ビデオ、ダウンロードなどは、PCフォルダーの下にあるそれぞれのフォルダーを表示します。
個人用フォルダーはユーザーフォルダーの下にあるユーザー名(ログオンしているユーザー)のフォルダを表示します。
ネットワークは、エクスプローラー上のネットワークフォルダーを表示します。ネットワークに接続しているコンピューターやメディア機器が表示されます。
表示できるフォルダーは7つまで
スタートメニューに登録するフォルダーとして設定できる項目は上記のとおり9つありますが、実際にスタートメニューに表示されるのは7つまでのようです。
スタートメニューの表示サイズが限られていて、9つすべてを表示させることはできないので注意してください。
アプリケーションのメニューを非表示に
おまけとしてスタートメニューの表示オプションをもうひとつ紹介しておきましょう。
スタートメニューはアプリケーションのリストとそれ以外のタイル部分に大きく分けることができますが、オプション設定でアプリケーションのリストを折りたたみ、タイルだけ表示させることができます。
アプリの一覧を隠してタイル表示だけにするには、「個人用設定」の「スタート」で[スタートメニューにアプリの一覧を表示する]をオフにします。
これによってスタートメニューからアプリの一覧が消え、タイルだけが表示されました。
この状態からアプリケーションのメニューを開くには、上から3つめにある[すべてのアプリ]ボタンをクリックしてください。
するとこんどはタイル部分が隠れて、アプリケーションのメニューだけが表示されます。
ピン留めとの組み合わせで使い勝手がよくなる
スタートメニューのボタンは自由にカスタマイズすることはできないものの、エクスプローラーやドキュメントなど、使う機会の多いフォルダーを登録できるのでなかなか便利です。
その他のフォルダーへすばやくアクセスしたいときは、スタートメニューへのピン留めやクイックアクセスへのピン留めを使ってください。
こういった設定を組み合わせることで、使い勝手がさらに改善しますよ。
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いちばん使うフォルダはスタートメニューにピン留めがお薦め
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スタートメニューへのフォルダー登録 - まとめ
- ドキュメントなどの重要なフォルダーをスタートメニューに登録できる
- スタートメニューに表示できるフォルダーは7つまで
- 任意のフォルダーを登録したいときはピン留めを使う