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FreeFileSyncをさらに使いこなすオプション

無料のフォルダー同期ソフトFreeFileSyncには、これまで紹介してきたもの以外に、まだまだ便利な機能があります。

ここでは、複数のフォルダをまとめて同期するための設定方法や、自動実行用ファイルの作成、GoogleドライブやFTPサーバーを使った同期などを紹介します。

基本的な使い方に慣れてきたら、これらの使いこなしにもチャレンジしてみましょう。

 

複数のフォルダーセットを登録する

FreeFileSyncでは、ソースとターゲットの組み合わせを複数登録することでまとめて実行できます。

]ボタンをクリックします。

FreeFileSync フォルダセットの追加

[+]ボタンをクリックする

 

フォルダー設定の行が追加されるのでドラッグ&ドロップや[参照]ボタンを使ってそれぞれソースとターゲットを設定しましょう。

不要な行があれば[]ボタンで削除できます。

FreeFileSync 登録したフォルダーセット

フォルダーのセットを追加したところ

 

比較フィルタ同期のオプションはソースとターゲットのセットごとに設定できます。

各セットの間にあるボタンをクリックしてください。

FreeFileSync フォルダーセットごとのオプション

フォルダーセットごとにオプションを設定する

 

比較同期のふたつについては「ローカル設定を使用」チェックボックスにマークする必要があります。

まだダイアログボックスの左ペインでソース・ターゲットの組み合わせを切り替えられます。

FreeFileSync 比較のローカル設定

比較設定をフォルダーセットごとに指定

FreeFileSync ローカルのフィルター設定

フィルターをフォルダーセットごとに指定する

FreeFileSync ローカルの同期設定

同期設定をフォルダーセットごとに指定する

 

クラウド/サーバーを指定する

ソース、ターゲットともにローカルPCのドライブだけでなく、GoogleドライブFTP/SFTPサーバーなどのオンラインストレージを指定できます。

参照]ボタンの右側にあるクラウドのボタンをクリックします。

FreeFileSync オンラインストレージの設定

オンラインストレージを指定する

 

Googleドライブを割り当てる

Googleドライブをはじめて使用するときは、[接続を追加]をクリックしてGoogleアカウントと接続します(もちろんすでにGoogleアカウントを登録しておく必要があります)。

FreeFileSync Googleドライブの指定

ストレージにGoogleドライブを指定する

 

Webブラウザが起動してFreeFileSyncとの接続を行います。使用するGoogleアカウントを選択しましょう。

FreeFileSync Googleアカウントの連携

使用するGoogleアカウントを選択

 

FreeFileSyncからGoogleアカウントへのアクセスを許可します。

FreeFileSync Googleアカウントの接続許可

Googleアカウントへの接続を許可する

 

認証が完了しましたというメッセージが出たらブラウザを閉じてかまいません。

FreeFileSync Googleアカウントの接続完了

Googleアカウントとの接続完了

 

FreeFileSyncに戻るとGoogleアカウントが追加されています。

必要に応じて「サーバー上のディレクトリ」を指定し、[OK]をクリックしましょう。

FreeFileSync Googleアカウント設定

追加されたGoogleアカウント

これでオンラインストレージが設定されます。

 

FTPサーバーを割り当てる

FTPやSFTPサーバーを割り当てることもできます。

ボタンをクリックしてそれぞれのページへ切り替えて、ユーザー名やパスワードを登録してくだい。

FreeFileSync FTPサーバーの設定

FTPサーバーの設定画面

 

ファイルリストからフィルターを設定する

同期に含めるファイル/除外するファイルを選別するフィルターは、設定画面に直接記入するだけでなく、ファイルリストからも追加できます

リスト上のファイル名を右クリックしてコンテクストメニューから[フィルタ経由で含める]または[フィルタ経由で除外]を選択しましょう。

FreeFileSync ファイルからフィルターを設定

選択したファイルからフィルターを設定する

 

拡張子(ファイル形式)だけの追加や、特定のファイルだけの追加が可能です。

FreeFileSync フィルターの設定例

xls形式をフィルターに登録したところ

 

一括ジョブで自動処理

一括ジョブファイルを作成しておくことで、毎回FreeFileSyncを起動しなくても、ダブルクリックで同期処理を行ってくれます

一括ジョブファイルを作成するには、設定した同期処理を[一括ジョブで保存]コマンドでファイルに保存します。

FreeFileSync 一括ジョブとして保存

一括ジョブファイルを保存する

 

オプションとして、進捗ダイアログの表示エラーの通知方法などを指定できます。

さらに同期処理完了後の動作として、システムをスリープするかシャットダウンするかを選ぶこともできますす。

FreeFileSync 一括ジョブの実行オプション

一括ジョブの実行オプション設定

 

一括ジョブの保存先をデスクトップにしておけば、デスクトップアイコンをダブルクリックするだけで同期を実行してくれます。一括ジョブの拡張子は".ffs_batch"となります。

FreeFileSync 一括ジョブの保存

一括ジョブを保存する

 

登録した一括ジョブはFreeFileSyncウィンドウのリストに追加されますが、これはリストから削除しても構いません

FreeFileSync リスト上の一括ジョブ

リスト上に一括ジョブも表示される

 

デスクトップに保存した一括ジョブをダブルクリックすると、同期処理を実行します。

FreeFileSync アイコン

デスクトップに保存した一括ジョブ

 

処理が始まるとダイアログボックスに進捗状況が表示されます。

FreeFileSync 一括ジョブ進行状況

一括ジョブの進行状況

ココがポイント

作成した一括ジョブはWindows付属のタスクスケジューラーに登録することで自動実行が可能です。

 

不要なセットを削除する

左ペインのリストに登録した同期処理を削除するには、リストを右クリックしてコンテクストメニューから[構成を隠す]を実行します。

コマンド名の日本語が不自然ですが、これで削除が可能です

一括ジョブのところで紹介したように、一括ジョブを保存したときに登録されるものはこのリストから削除しても構いません。

FreeFileSync セットの削除

不要なセットを削除する

 

リアルタイムの自動同期

FreeFileSyncといっしょにインストールされるRealTimeSyncを使うと、同期の自動実行が可能になります。

RealTimeSyncのスタートメニュー

RealTimeSyncを起動する

 

RealTimeSyncでは、監視するフォルダー、待機時間、コマンドラインの3つを指定します。

監視するフォルダーの内容をチェックして、新規に作成されたファイルや更新されたファイルがあるとコマンドラインに登録した処理を実行します。

RealTimeSyncの設定画面

RealTimeSyncの設定画面

 

コマンドラインには、FreeFileSync実行ファイルのパスと、実行させる一括ジョブのパスを記述します

つまりRealTimeSyncだけで使うことはできず、FreeFileSync前もって一括ジョブを作成しておく必要があります。

 

実行ファイルのパスと一括ジョブのパスはそれぞれダブルクォートで括り、両者の間は半角スペースを入れて記述します。

RealTimeSyncの設定

監視フォルダーとコマンドを登録する

 

 

[開始]ボタンをクリックすると、RealTimeSyncがシステムトレイに常駐し、フォルダの監視が始まります。

RealTimeSync フォルダー監視中

RealTimeSyncでフォルダーを監視中

 

監視フォルダーをUSBメモリなどの外付けストレージにしておくと、ストレージが接続されたのを検知して自動的に一括ジョブを実行します。

ストレージが接続されていない状態では、システムトレイのRealTimeSyncの常駐アイコンがグレーで表示されます。

RealTimeSync 待機中

USBメモリ未装着のため監視待機中

 

外付けストレージが未接続の状態で監視をスタートし、接続を検知した時点で自動的に同期が始まります。

ファイルの削除に注意

外付けストレージ上のファイルが削除されるばあい、ゴミ箱に入らずいきなり削除されるため、警告メッセージが現われることがあります。

RealTimeSync 削除時のメッセージ

USBメモリでのファイル削除についての警告

 

同期の使いこなしでファイル管理が断然楽に

以上、複数のフォルダーセットの登録やクラウドストレージの指定、一括ジョブを使った自動処理などについてご紹介しました。

これらの設定を使いこなすことでFreeFileSyncがさらに便利になるので、ぜひチャレンジしてみましょう。

今回紹介してきた機能はすべて無料版でも使えます。

これだけでも充分な機能がありますが、さらに多くの機能や細かい設定が必要になったら、ぜひドネーション(寄付)してください。

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