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XF400からの外部収録に適した録画フォーマットはどれ?

キヤノンの業務用ビデオカメラ XF400/405からHDMIケーブル経由で外部レコーダーに収録するには、次のような制限があることがわかりました。

  • 4K UHDで外部レコーダーに出力されるのは4:2:2 8bit
  • 本体優先記録モードでも4:2:2 8bitで収録できる

となると、それを受ける外部レコーダー側の収録フォーマットはどれがいいんでしょ?

今までこのような高画質での収録はやったことがなく、まったく知識がありません。コマッタ・・・

そこで、最低限のことだけでもと思ってとりあえずコーデックについて調べてみました。

 

Apple ProResで収録するばあい

Macを使っていたのはもう20年ぐらい前のことで最近の事情を知らないので、当然ProResについても知識ゼロです。

そこでAppleのサポートページでProResの紹介を探してみると、こんなのがありました。

Apple ProResについて

Apple ProRes 422 HQ

Apple ProRes 422 の高データレート版です。Apple ProRes 4444 と同程度の高い映像品質を保ちますが、4:2:2 イメージソース向けです。ビデオポストプロダクション業界で広く使われており、シングルリンクの HD-SDI 信号で伝送できる最高品質のプロ仕様の HD ビデオを視覚的にロスレスに維持します。このコーデックは、10 ビットピクセル深度のフルワイドの 4:2:2 ビデオソースをサポートしながら、デコードと再エンコードを繰り返してもビデオを視覚的にロスレスに維持します。ターゲットデータレートは、1920 × 1080、29.97 fps のソースで約 220 Mbps です。

Apple ProRes 422

高品質の圧縮コーデックで、Apple ProRes 422 HQ の利点をほぼすべて備えていますが、データレートは Apple ProRes 422 HQ の 66 % のため、マルチストリームのリアルタイム編集でのパフォーマンスは上回っています。ターゲットデータレートは、1920 × 1080、29.97 fps のソースで約 147 Mbps です。

Apple ProRes 422 LT

Apple ProRes 422 より圧縮率の高いコーデックです。データレートは Apple ProRes 422 の約 70 %で、ファイルサイズは 30 %小さくなっています。このコーデックは、ストレージ容量およびデータレートが限られている環境に最適です。ターゲットデータレートは、1920 × 1080、29.97 fps のソースで約 102 Mbps です。

ほかにもProRes 4444とか4444XQとかあるようですが、ATOMOS NINJA Vの設定画面上で選べるのは、ProRes RAWProResのふたつ。そしてProResの中でさらに圧縮率の違いからHQ422LTの3つ選べます。

というわけなので、上で引用した3つぐらい押さえておけばよさそうですね。

Wikipediaによるとこの3つはいずれも、4:2:2 10bit対応で圧縮率の違いらしいなので、4:2:2 8bitのソースを受けるには充分です。

なおAppleが出しているホワイトペーパーによると、10bitの最高画質を得るには422HQまたは422を使用するようにと書かれています。

Wikipedia - Apple ProRes

コーデックがProRes のばあい圧縮設定はHQで撮るのがいちばん圧縮率が低く高画質となるようです。

1TBのSSDでは、4K UHDで23.98fpsの場合、HQで約3時間の収録が可能です。422になると、約4時間27分となります。

ATOMOS NINJA VではこのほかにProRes RAWも指定できますが、XF400側がRAW出力に対応しているわけではないので、宝の持ち腐れというよりただのムダでしょう。

 

DNxHR/DNxHDで収録するばあい

DNxHRは4K UHD用DNxHDがFHD用のコーデックです。

DNxHRの圧縮設定はHQX/HQ/SQ/LBの4つ、DNxHDでは220x/220/145/36の4つを選べます。

ProResでのHQとDNxHRのHQ(DNxHDなら220)の収録可能時間は同じなので、圧縮レベルも似たようなものだと想像されます。

ProRes 422とDNxHRのSQ(DNxHDなら145)を比べた場合、収録時間はぴったり同じではありませんが、がほぼ同等といえます。

ただし、いちばん圧縮率の高いレベルで比べるとProRes LTとDNxHR LBでは、後者のほうが倍以上収録できるので、より圧縮率が高いと考えられます。

また、HQXとHQの違い(DNxHDの場合は220xと220)ですが、WikipediaやAvidが公開している資料によると前者のカラー深度が10bitなのに対し、後者は8bitとなっています。

XF400の4K出力は8bitなので、あえてHQXや220xを使う必要はないでしょう。

Wikipedia - Avid DNxHD

Avid DNxHDテクノロジー(PDFファイル)

 

仕様上ぴったりなのはDNxHR HQ

こうして比べてみると、XF400の外部出力仕様(4K 29.97fps時 4:2:2 8bit)にいちばんマッチングするのは、4K UHD ならDNxHR HQ、FHDだったら DNxHD 145のようです。

まずはこの設定で試してみようと考えています。

 

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