draw.ioには、Webアプリケーション版とは別に、デスクトップアプリケーション版とGoogle Chrome拡張機能版があります。
なぜブラウザ上で使えるWeb版とは別に、デスクトップ版や拡張機能版も提供するのでしょうか?
ここではこれらの違いとユーザーにとってのメリットを紹介します。
この記事の目次
Web版とデスクトップ版の違いはウィンドウ
Webアプリ版があるのに、なぜわざわざデスクトップ版や拡張機能版を紹介するかというと、単純に使い勝手の問題のようです。
Webアプリ版はブラウザ上で動作するので作業エリアの大きさは、ブラウザのウィンドウサイズによって決まります。
draw.ioの作業画面はできるだけ広くとりたい、でもブラウザをフルスクリーンで使うのはイヤ、ということです。
その点、デスクトップアプリならブラウザとは関係ない独立したウィンドウで動くから使いやすくなります。
拡張機能版も実は独立ウィンドウで動く
では、Chrome拡張機能版はどうでしょうか?
実は拡張機能版も独立したウィンドウとして動作するので、デスクトップ版とほぼ同じになります。
ふつうに考えると、Google Chromeに拡張機能として組み込まれるわけだから、Chromeのウィンドウサイズに左右されそうな気がしてしまいますが、それは単なる思い込みでデスクトップ版と同じように独立したウィンドウで動作します。
だからブラウザ上で使うより、わざわざ拡張機能をインストールしたほうが便利なんです。
デスクトップ版と拡張機能版の違いは?
では、デスクトップ版と拡張機能版の違いはなんでしょうか?
それはメニューの日本語対応です。
デスクトップ版はメニュー名などのユーザーインターフェイスが英語表記なうえに表示言語の選択ができません。
細かいことをいうと、起動時にWeb版と同じように言語を選べるんですが、実際にはここで日本語を選んでも作業画面のほうは英語表記のまま。
それに対して、拡張機能版では日本語化されているから、ふつうのユーザーにとっては拡張機能版のほうが使いやすいんです。
バージョンはWeb版が最新
アプリケーションのバージョンとしてはWeb版が最新です。
この記事を書いている2020年1月末時点でWeb版と拡張機能版のバージョンは12.6.1。
それに対してアプリケーション版は12.5.3とやや古いバージョンになります。
Web版と拡張機能版については、記事執筆時点でのバージョンは同じです。
ただし実際には、Web版はサーバーのほうがアップデートすればすぐに最新版になるのに対し、拡張機能はユーザーによるアップデートが必要になります。
常に最新版を使いたいのであればWeb版がいちばん有利ということになります。
デスクトップ版にはインストール不要版もある
では、デスクトップ版にはメリットはないのでしょうか?
実はささやかながらひとつポイントがあります。
それはNo-Installer版というのがあることです。
No-Installer版というのは文字通りインストール不要で使えるバージョン。
Installer版はWindowsパソコンにインストールして使うのに対し、No-Installer版はダウンロードした実行ファイルを起動するだけでdraw.ioが使えます。
つまりUSBメモリなどで持ち歩き、人のパソコンを借りて使えるということです。
そこにメリットを感じるなら、あえてNo-Insaller版を使うのもアリでしょう。
Chromeに拡張機能版draw.ioを追加する
というわけで、私Fukuzumiのお薦めはChrome拡張機能版です。
さっそくインストールしてみましょう。
chromeのウェブストアでdraw.ioのページを開きます。
よくみると拡張機能の名前はdraw.io Desktopです。デスクトップ版のほうとちょっと紛らわしいですね。
右上の[Chromeに追加]という青いボタンをクリックします。
続いて確認メッセージが現われるので、[アプリを追加]をクリックします。
インストールが終わるとchrome://apps
というページが現われます。
ここから[draw.io Desktop]をクリックして起動してください。これでdraw.ioが使えます。
ビジネスグラフィック作成の強い味方
拡張機能版は起動をChromeから行うものの、作図作業自体は独立したウィンドウで行うため、ブラウザのウィンドウサイズをそのつど調整する必要はありません。
それでいて、バージョンアップはWeb版並みに速いこと、ユーザーインターフェイスが日本語化されているところなど、デスクトップ版にはないメリットがあります。
レスポンスもネットのトラフィックに左右されにくいぶん、やや良好に感じられました。