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Tweetdeck有料化で変わったこと

TwitterからXに切り替わってしばらく経ち、さらにサブスクリプション関係もいろいろと変化がありました。

そしてつい最近、長年愛用してきたツールまで有料に移行して使えなくなってしまいました。

 

TweetDeckよさようなら

TweetdDeckはもともと複数のSNSを切り替えて使ったり、一括投稿できるツールでした。

FacebookとTwitterの使い分けが便利で愛用していましたが、そのうちTwitter社(当時)に買収されたことでTwitter以外のサポートは打ち切られます。

 

そういういきさつでTwitter専用にはなりましたが、複数アカウントの切り替えが便利だったり、日時を指定しての予約投稿ができるといったメリットがあり、その後も使い続けてきました。

 

Google ChromeをメインのWebブラウザに使っているので、起動時に表示するサイトのアドレスを"tweetdeck.twitter.com”にすることで、ブラウザを起動したらすぐにTweetdeckが使えるようにしてあります。

 

ところがTwitterからXに代わり、昨年後半からは起動時にTweetdeckのサブスクリプションを促すメッセージが表示されるようになります。

月額1960円、年払いで約2万円は割高に感じるし、メッセージのダイアログボックスを閉じれば普通に使えたのでそのままにしていたんですが、最近になってついにダイアログを閉じてもX(Twitter)にアクセスできないようになってしまいました。

 

Xプレミアム サブスクリプションプロンプト

Xプレミアムサブスクリプションを勧めるメッセージ。

 

x proのWebサイト

ダイアログを閉じてもタイムライン画面にならない。

 

しかも、よく見たらTweetdeckではなく、X Proを紹介するように内容が変わっています。

うっかりしていたので、いつから内容が変わったのか、まったく気付いていませんでした。

 

Twitter.comにアクセスすればOK

しかたなく、”tweetdeck.twitter.com”ではなく”twitter.com”にアクセスすると従来のような画面でTweetdeckを操作できるのがわかりました。

 

TweetdeckのURL

従来はTweetdeckのURLにアクセスしていたが、pro.twitter.comにリダイレクトされる。

 

twitter.comのサイト

twitter.comに書き換えるとタイムラインが表示される。

 

そこで、さっそくChromeの設定を書き換えてこれまでどおり使えるように。

これでとりあえずは問題解消です。

 

Google Chromeの起動時ページ設定

Chrome起動時に表示するWebページの設定。

 

Google Chromeの起動ページ設定書き換え

アドレスを”twitter.com”に書き換えることで本来のサイトにアクセスできる。

 

XそのものがちょっぴりTweetdeckライクに?

しかし、よく考えると変なことに気がつきました。

twitter.comにアクセスしているのに、画面レイアウトや操作感はおおむね使い慣れたTweetdeckそのものです。

 

あまりに違和感がないのですっかり見落としていましたが、昔ながらのTwitterのタイムライン画面ではありません。

 

どうやら、Xのユーザーインターフェイスそのものがいつの間にかかつてのTweetdeckにかなり近いものになっていたようです。

 

ちなみに、私はいまだに”twitter.com"でアクセスしています。

ひょっとして”x.com”のほうはオーソドックスなタイムライン画面のままで、twitter.comのほうがTweetdeckを引き継いだのかもと思いましたが、実際には”x.com"にアクセスしたところ"twitter.com/home"にリダイレクトされました。

 

改悪というほどでもなかった?

当初は「Tweetdeckが廃止されて、高額なX Proを執拗に勧めてくる」ように思えて不快だったんですが、よく考えるとどうやらそうでもない、と思い直すことにしました。

 

Tweetdeckの中でもこれまで特に重宝だった、

  • アカウントを簡単に切り替えて投稿できる

  • 予約投稿ができる

 

これらの機能はXの標準仕様になって、そのまま無料で使えるんだから個人的には特に困ることはありません。

ただ、複数のタイムラインを並べて同時に表示できなくなってしまったのだけは残念です。

 

複数のアカウントを並べて新着記事を見比べたり、検索結果をまとめたカラムを一時的に作成したりできるのは便利でした。

これがあれば充分満足できたんですが。

 

わかりにくさは難点

念のため有料版サービスとなるXプレミアムの機能をチェックしてみましたが、個人的にあまり「これは!」というものがありません。

企業ユースでトレンド情報を大量にチェックしたいとか、商品ブランド別のアカウントをひとりで管理している(そんな人ホントにいるかは別として)とかだったら年額2万円程度は充分ペイできるんでしょうけどね。特に広告を出したい人には魅力的なのかもしれません。

 

ちょっとわからないのが、Xプレミアムのメリットの中にX Proっていう項目があって「1つの画面で複数のタイムラインをチェックできる」と書かれています。

これって従来はTweetdeckの特徴だったわけで、これではXプレミアムX Proの関係がどうなっているのかよくわかりません。

 

Xプレミアムは旧”Twitter Blue"を引き継いだものだと思っていたんですが、もうちょっとすっきり説明してくれないかなと思います。

それにXプレミアムはベーシック、プレミアム、プレミアムプラスの3グレードあるはずですが、ダイアログボックスのほうにはベーシックが出てきません。

このあたりもなんかちょっといまいち。

 

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