新年早々にOpen-Shellのアップデート通知が届いたので、まずは手始めにこれを紹介します。
この記事の目次
クラシックなメニュー操作を実現
Open-ShellはWindows8以降リニューアルされてしまったスタートメニューまわりの操作になじめない人のためのツールです。
Windows7以前のクラシックなスタートメニューで操作できるので、古くからWindowsパソコンを使ってきた人にはとても親しみやすいはず。
参考
ちなみにFukuzumiは、Open-Shellをインストールするだけでなく、Windows11のタスクバー配置を左にすることで昔ながらの操作環境に近づけています。
アップデータを入手する
さて年明け早々にWindows11の通知エリアに、Open-Shellアップデートの案内が来ました。
さっそくアップデートの開始です。
Open-Shellのスタートボタンを右クリックして、メニューを開きます。
[設定]を実行して設定画面をオープンし、左下の[Open-Shell Homepage]リンクをクリック。
Webブラウザが起動して公式サイトにアクセス。
最新バージョンの案内があるので、”Download”セクションでボタンをクリックします。
すると、ファイルを配布しているGithubのページへジャンプします。
”Assets"グループの中で最新版インストーラのリンクをクリックしてダウンロード。
Chromeからアップデートを実行
WebブラウザがGoogle Chromeの場合、ダウンロードが終わるとウィンドウの右上に通知が出ます。
さらにツールバーの[ダウンロード]アイコンをクリックすると、最近ダウンロードしたファイルの履歴があら荒れます。
履歴の横にあるふたつのアイコンのうち、右側のほうをクリックするとそのままダウンロードしたファイルを開くことができます。
今回ダウンロードしたのはアップデーターの実行ファイルなので、アップデーターのインストールウィザードが起動します。
[Next]ボタンをクリックして次のステップへ。
続いてライセンス情報が現れるので、下にあるチェックボックスをクリックしてライセンスを承認し、[Next]をクリック。
インストールオプションを選択できますが、現状そのままアップデートしたいのでとくにいじらず[Next]をクリック。
最後のステップで[Install]をクリックするとアップデートが始まります。
ユーザーアカウント制御画面が出たら「はい」をクリックしてください。
しばらくするとインストールが終わるので、[Finish]ボタンをクリックして作業は終了です。
スタートボタンの問題は解決されていた
以前の記事で紹介しましたが、Windows11になって以降、Open-Shellが操作できなくなるトラブルが見られました。
まず最初、スタートボタンのクリックではメニューを開けずにWindowsキーでしか操作できなくなり、さらに続いてのアップデートではWindowsキーも受付けなくなりました。
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但し、スタートボタンのデザインを変更することで、トラブルを回避できることがわかったので、Open-Shellの設定で[Replace Start button]を有効にしてありました。
次の画面のような状態で使っていたわけです。
さて、今回のアップデート後に、このスタートボタンカスタマイズが解除されたのでいちどは元のようにカスタマイズしたのですが、ふと前の記事を思い出してカスタマイズしない状態に戻してみたところ、ちゃんと正常に動作するようになっていました。
ということで今回のアップデート結果、まとめるとこうなります。
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Windows11のスタートボタンをクリックした場合、Open-Shellのクラシックスタイルメニューが開く(ボタンのカスタマイズは不要)
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キーボードの【Windows】キーを押した場合も、Open-Shellのクラシックスタイルメニューが開く
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【Shift】キーを押しながらスタートボタンをクリックすると、Windows11本来のスタートメニューが開く
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【Shift】+【Windows】キーでもWindows11本来のスタートメニューが開く
これで本来あるべき姿になりました。
Open-Shellについてはしばらく放置していたので、実際にはもっと前のバージョンで改善されていた可能性もありますが、今回改めて確認できたということでご報告です。