そこで使える小技を紹介します。
とてもわかりやすい機能ですが、案外見落としている人がいるんじゃないでしょうか。
シーンの前後関係がわかりやすくなるのでぜひ使ってみてください。
シークバーで再生したい場面を探す
YouTube動画の再生画面をマウスでポイントすると、スクリーンの下部に一時停止(ポーズ)ボタンや音量調整などのコントロール類が現れます。これは使っていないひとの方が少ないでしょうね。
コントロールの上には再生の進行状況を示すシークバーがあって、再生が進むにつれて赤い帯が右へ伸びていきます。
そこからさらに赤い帯の先頭部分をポイントすると、現在再生している箇所に赤い丸がつき、その上には経過時間とそのフレームのサムネイルも表示されます。
赤い丸を左右にドラッグすれば、再生位置を移動する「早送り」「早戻し」ができます。
シークバーの上でマウスをポイントしたり再生ポイントの赤丸をドラッグすると、その箇所のサムネイルが表示されるので見たい場面を探すのに役立ちます。
これもご存じの方がほとんどでしょう。
でも、その先の使い方があるに気付いてないかたは結構多いんじゃないでしょうか。
サムネイルの上には、「上にスワイプして再生位置を細かく調整」と書かれていますね。
これがこの機能のヒントです。
最近ではモバイルデバイスでの再生を重視してタッチ操作についての説明になっているので、PCで操作していると見落としやすいかもしれません。
前後のつながりをチェックできる
ではその先を紹介しましょう。
サムネイルが表示されている状態でシークバー上のポイントした部分をそのまま少しだけ上にドラッグします。
ボタンは放さずホールドしておいてください。タッチスクリーンだと指を放さないで触れたままの状態です。
すると、動画の再生は一時停止し、そのポイントを中心に前後のシーンも含めたサムネイルが表示されます。
ボタンをホールドしたまま左右に動かすとサムネイルが左右に動くので、前後のシーンを見比べながら再生したいポイントを探せます。
白い縦のバーがあるところが再生ポイントになります。
メインスクリーンのほうは多少暗くなり解像度も下がった状態です。
ボタンを放してもサムネイルを表示
上にあまりドラッグしていない状態からマウスボタンをリリースすると、移動したシーンからすぐに再生を再開します。
しかし、ある程度上までドラッグすると、その時点でサムネイルエリアが固定された状態になり、ボタンをリリースしてもサムネイルエリアが消えずに残ります。もちろん再生は一時停止したままです。
このモードだとシークバー上やサムネイル部分をクリックするだけでシーンを移動できるのでマウスボタンを押し続ける必要がありません。
長時間ボタンを押し続けるのがつらい方はこの状態で使うと楽でしょう。
サムネイルエリアの左上には[再生]ボタン、右上には[閉じる]ボタンがあり、どちらをクリックしてもサムネイルエリアが消えて、再生がスタートします。
シーンのチェックが簡単になる!
このようにシークバーをちょっと操作することで、ポイントしたフレームだけでなく、前後のシーンを確認しながら見たいシーンを探すことができます。