PowerToysがまたまたバージョンアップ。マウスポインタを見つけやすくするハイライト機能がさらに便利になりました。
そのほかにFancyZonesやPowerToys Runも機能強化されています。
この記事の目次
マウスポインタのハイライト機能
PowerToys ver0.56.1の新機能で一般ユーザーにもっとも身近なのは、マウスポインタの位置をわかりやすく表示するハイライト機能のパワーアップでしょう。
ハイライトの表現方法は従来どおり、ポインタの周囲のみ明るいままでそれ以外を暗くするものですが、表示をオンにする方法が増えて、起動方法を選べるようになっています。
従来は【Ctrl】キーの2回押しで起動していましたが、今回新たにマウスのシェイクという方法が追加されました。
シェイクとはマウスを細かく動かすことで、手首を使って左右に振るようなアクションがいちばん簡単ですが、実際には前後(手前↔奥)に動かしても構いません。
Fukuzumiのばあいはトラックボールを使っているので、ボールを細かく動かせば起動できます。
ハイライトはしばらく時間が経過すると自動で解除されます。
Fancy Zonesの拡充
ウィンドウの位置とサイズをあらかじめ決めておいたパターンにフィットさせるウィンドウスナップ機能Fancy Zonesは、設定できるゾーンの数が従来の40から128へと大幅に増えました。
また、子ウィンドウやポップアップウィンドウをスナップできるようになり、機能のオン/オフを選択できるオプションが追加されています。
PowerToys Runにプラグイン追加
PowerToys Runに、世界時計を表示する”タイムゾーン”プラグインが追加されました。
コマンドラインの入力フィールドに”&"を入力すると、世界各地のタイムゾーンごとの現在時刻が表示されます。
また、タイムゾーンの地域名をテキスト入力すると絞り込みが可能です。
& GMT
と入力するとグリニッジ標準時を表示、& Hawaii
と入力すればハワイやアリューシャン列島のタイムゾーンが表示されます。
そのほかにも、フォルダーの移動、プログラム検索、Windowsシステムコマンドの実行などさまざまなプラグインがあります。
不要なプラグインは無効化することもできます。
ポインタの視認性アップはPowerToysにおまかせ
PowerToysはこのところのバージョンアップで、マウスポインタ強調表示機能を積極的に強化しています。
よほど需要が多いんでしょうね。
以前の記事と併せてご覧ください。
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