立春セールが始まっています。
Windows11搭載の新モデルも続々登場していますが、個人的に注目のモデルがあったので紹介します。
今回気になったのは、クリエイター向けDAIVシリーズの中でも、携帯性の高いモバイルノートDAIV 4P。
パソコン本体は2021年に発売されていたモデルですが、OSがWindows11 Home 64bitになりました。
特に注目したのが、BTOのオプションとしてLTEモジュールを選べるという点です。
nanoSIMカードに対応しているので、SIMカードをセットすれば、モバイルルーターを持ち歩かなくても出先で自由にインターネットにアクセスできます。
スマートフォンによるテザリングも必要ないので、スマホの方のバッテリー消費やデータ通信量も気にしないですみますね。
データ通信をたまにしか使わない人なら、プリペイドSIMカードを使えば毎月固定の通信費を払う必要はありません。
SIMカードスロットは本体前面にあります。
写真でみるとBTOといってもユニット式でLTE用のモジュールを組み込むわけではなく、LTEモデル専用の筐体になっているようですね。
基本はコンパクトサイズの14型モデル
基本スペックを確認しておきましょう
CPU: Core i7-1165G7
GPU: インテル iris Xeグラフィックス
RAM: 8GB×2(デュアルチャンネル)
ストレージ: M.2SSD(NVMe対応) 512GB
ディスプレイ: 14.0型ノングレア 1920×1200
Wi-Fi: インテルWi-Fi6 AX201(最大2.4Gbps/ IEEE802.11ax/ac/a/b/g/n) + Bluetooth 5モジュール内蔵
Webカメラ: 100万画素
動作時間: 約12時間
本体重量: 約985g
RAM、ストレージはBTOでカスタマイズ可能。
もちろんLTEモジュールもBTOでの選択となります。
気になるLTEモジュールオプションの価格は?
基本モデルの標準価格は153,780円(税込み)
立春セール(2022/2/2 11:00~2022/2/16 10:59)では、1万1000円オフの142,780円となっています。
気になるLTEモジュールの価格ですが、当記事を作成している時点ではカスタマイズリストのほうが完成していないようで、見た目は0円になっています。
しかし、実際にベースユニットオプションのところをクリックすると次のスクリーンショットのように、メッセージボックスが現れます。
ご覧のように2万2000円でLTEモジュールを追加できます。
モバイルルーターの定番、富士ソフトのFS030Wが2022年2月現在1万円程度ですから多少割高とはなりますが、バッテリーの残量や充電ケーブルを忘れてくるといった心配がなくなるのはメリットといえるでしょう。
DAIV 4PにBTOカスタマイズでLTEモジュールを追加すれば、自分のスマホのデータ通信量を気にせず、外出先でも自由にインターネットを使えます。
外出先でもがんがんデータ通信したい方ならふつうのSIMカードを契約して毎月通信費用を払えばいいし、たまにしか使わないなら必要なときだけプリペイドSIMカードを買えば、固定の通信費はいりません。
スタンダード機にも展開して欲しい
コロナ禍が長引いていろんなイベントが中止・自粛に追い込まれる中で、大勢の観客が一ヶ所に集中するのを防げるライブ配信の需要が高まっているように感じます。
しかし、私が住んでいるような地方の施設では残念ながらインターネット環境が整っていない古い建物も多く、手軽にライブ配信できる環境が整っているとはいえません。
もともとネット設備のない野外イベント会場などはいうまでもありません。
次の写真は2021年末に開催したクリスマスイベント会場のようすです。
地元のカフェをお借りしたんですが、有線LANはもちろん、Wi-Fi設備もなかったので富士ソフトのFS030Wを使っています(こういうときのため2年ぐらい前に購入してありました)。
このようにモバイルルーターを使えば、携帯の電波が届くとこならどこからでもライブ配信が可能になりますが、さらにDAIV 4Pのようにパソコン本体に内蔵できれば、持ち運ぶ機材を減らせます。
出張の荷物を減らしたいビジネスパーソンにとっても、注目ではないでしょうか。
LTEモジュールを選べるのは、いまのところ携帯性重視の14型モデルだけですが、もっと大型のモデルでも選べるようになってくれると嬉しい限りです。