PowerToysの設定画面に表示されるスイッチやボタンの色がグレーになるという現象が発生していました。
操作ができなくなる、いわゆるグレーアウトではなく、ちゃんと操作はできるのですが、なぜかスイッチ類やリンクがグレーに表示されています。
ようやく原因と解消法がわかったので、紹介します。
この記事の目次
PowerToysのボタンがグレーに
設定画面がグレーになるというのはこういう状態です。
当サイトの記事で過去に使ったスクリーンショットを確認してみると、日本語対応になったVer.0.25.0の紹介()ではブルーですが、V0.27.0へのアップデートを紹介した記事()ではグレーになっています。
最初はPowerToysの仕様が変わったのかとも思いましたが、サブで使っているノートPCの方はブルーのままなので、どうやらそれはなさそうというところまでは判っていました。
気づいたら設定アイコンもグレーに
ところが最近になってPowerToysだけではなく、「Windowsの設定」画面上のアイコンもグレーになっているのに気が付きました。
そこでWeb検索してみたところ、設定画面アイコンの色については、Windows自体のアクセントカラーという設定が関係しているのがわかりました。
そして、このアクセントカラーの設定をやりなおしたところ、PowerToysのほうの色も元のブルーに戻すことができました。
グレー化したアイコンをもとの色に戻す
グレーになってしまったアイコンを元に戻すには、Windowsの個人用設定をやりなおします。
[個人用設定]をクリックして設定画面に入ったら、左のメニューから[色]をクリック。
少し下へスクロールすると、”アクセントカラーを選ぶ"という設定があります。
「背景から自動的にアクセントカラーを選ぶ」というチェックボックスがオフになっていたので、これをオンにした上で、「最近使用した色」またはその下の「Windowsの色」パレットから色を選択しました。
もともとブルーだったので、同じ色を選びます。
これで設定画面のアイコンカラーがブルーに戻り、それとともにPowerToysのスイッチやリンク類もブルーになりました。
アクセントカラーの設定を見直そう
最初はPowerToysの色が変わってしまった件だけを気にして検索していたので原因がつかめませんでしたが、たまたま設定画面の方について調べてみたらつながっていて一気に解決になりました。
さすがにMicrosoft製だけあって、PowerToysはしっかりとWindowsシステムに結びついているようです。
PowerToysの色変更問題まとめ
- スイッチ類の色はWindowsのアクセントカラーで指定されている
- Windows設定画面のアイコン色とも連動している
- 色が変わってしまったらアクセントカラーの指定をやりなおせばOK